5/20牡牛座新月
前後に木星・火星・太陽の順に、「火」の天体がイングレスする。
先月の、2回目の牡羊座新月/日食以降、また切り替わりが激しくなっている。
新月/日食の翌日から水星逆行が始まり、冥王星もいつの間にか逆行のサイクルになっていて...
水星逆行が5/15に明けると、火の天体のイングレスが立て続く。
火星の獅子座入りは5/21の0:33なので、この新月チャートとも似たようなテーマが出てくるってことだな。
牡牛座の季節の終わりに、やっと牡牛座新月なんだ。
今さら牡牛座?って言われても、って感じなのだ...
でもそれは「不動宮」たる牡牛座のテーマがそうそう変わらないのと同じで、「変革・革命」の天王星が牡牛座に入ってもう7年くらいになるけど、自分自身に変化を起こすって、口にするほど簡単じゃない。
牡牛座のテーマは「I have」、水瓶座のテーマは「I know」。
そもそも水瓶座/天王星は「変革」なのか??
自分の持ちもの、握りしめている考え方を知らなければ、変革すらできないけど。
ずっと昔に半分無自覚に決めてきた自分自身の在り方、持ち続けている固定観念は、気づくことも手放すことも容易ではない。
月も太陽もまもなく双子座に移動するけれど、新月があるのは29°で、次のサインに行く前に葛藤、逡巡する場とされる。
でも木星も牡牛座に入って、めっちゃ重い感じだから、早く風の双子座に抜けてしまいたいような気もする。
固定観念やこれまでの在り方にこだわってちゃいけないのかもしれない。
そういえば最近よく、気持ちと裏腹と見せかけて本音が顔を出したがっている出来事を耳にする。
「波風立てたくない」とか「仲良くしていたい」なんて思ってると、大荒れの嵐が起こってしまった、というような。
平和でいたいと思う人たちから、他人が急にそういう態度をとってきた、という話を聞くこともあれば、私自身は嵐を起こしてる方のタイプかもしれず、それはそれでそんなことばかりしてても何も変わらない状況にモヤモヤしてるのだ。
別の現れ方としては、忙しいの嫌だと思ってるとめっちゃ忙しくなる...
どっちにしても、そこから自分の在り方や考え方の癖を、見直さなくてはならない。
そうだそうだ、水瓶座の下弦の月から、続いているテーマ...
精神や心は気づいていても、周りの見方をまだ変えられていないのだ。
それは、理屈はわかってるけど行動が伴ってないのと同じこと。
まったくその通りで…
そんな現実をこれからもまざまざと見せつけられ続けるんだろう。
その度に気づいて少しずつ軌道修正していくしかないのだ。
でもさ、気づけてるだけでも進歩だと思う。
木星が「地」のサインに移動するあたりから、
少しずつ気づき度合いが高まっている。
木星にひっぱられてちゃいけないけど、MCのルーラーも木星。
ひっぱられたり押されたりしながらも大きくなったかもしれない自分の器を実感するサイクルにしたいものだ。
って、最後は思いっきり「火星サイクル」ワークショップのノリにひっぱられてる…
火星獅子座期だもの。
誰を気にすることなく、自分の感覚を頼りに進み続けるのです。