日本にストライカーが育たない訳。
2016.01.07 14:46
元サッカー日本代表前園真聖氏、曰わく。
『海外のサッカーでは、FWの選手が1試合で10本のシュートを外しても1本のゴールが決まれば高い評価になる。
日本では1本のゴールを決めても10本のシュートを外した事について「どうしてその9本をもっとセーフィティーにいかないんだ?」という評価になってしまう事が多い。
育成世代にとってリスクを追う事よりも、
失敗をしない事のマインドが根付いてしまっていると思う。』
美容師とお客様の関係において、もちろん失敗というのはあってはならない事。
が、しかし。
時にはお客様の思い通りの仕上がりにいかない事も当然あります。
そのリスクの少ない仕事をすることも大事ですが、リスクを恐れては新しい提案はできません。
例えばパーマのお話をした時、
「…でも痛みますよね?」
と聞かれる事もあるでしょう。
その答えに対してGOなのかSTOPなのか。
ダメなのは(でもよくあるのは)、「痛まない訳ではないですけど…」みたいなリスクの話から入ってしまう事。
GOであれば一言目は迷わず「大丈夫ですよ!」というべき。
リスクの話はその後でも良いのでは?
逆にSTOPならハッキリと伝えてあげるべきですし。
美容師が中途半端な返答では、お客様の方がよっぽど不安ですよね。
『リスクを負わない事がリスク』
お店のエースストライカーを目指すなら、リスクを恐れない芯の強さが大切です。