各学年の一言紹介。
[低学年コース]
まっすぐ私を見つめてくる。
問題を解き始めたら、問題に集中し続ける。
とにかくその眼が美しい。
低学年コースならではの感覚。
低学年でしかゆっくりできない具体的な
学習を楽しみたく、これから算数工作なども
行っていきたい、意欲溢れる才能の原石が通う学年。
[4年生コース]
塾到着後に全体が静まり返って本を読み始める。
塾到着後に最も静かな小学生の学年。
まだ難しいことをしようとすると、嫌だなって
顔もするけど、いざ始まってしまえば
集中力を一切切らすことはない。
必ず答えにたどり着くまで考えようとする。
これから強くなる学年。
[5年生コース]
ゆるゆるっとしているように見えて、
実際にはパフォーマンスが高い学年。
その能力は今の6年生のトップをも凌ぐかもしれないと思うほど。
小テスト後に必ず感想を述べる。
物怖じせず、それゆえ主体性が光る学年。
この子たちはあまり人見知りしないようだ。
そして、素の能力割と高い印象を受ける。
[6年生コース]
個性が爆発している。
これほど多様性のある学年はこれまでにもなかった。
長く一緒にいるとどこか似てくることが多い中で、
この学年だけは誰一人似ることがない。
半数以上は、3年生以前より通う生徒たち。
頑固な子も多いが、そのまま突っ切る
馬力もあって面白い学年。
反骨心がある。
[中1コース]
The素直、と言えるほど、打ったら響く学年。
特に中学受験を当塾で経験してきた二人は
昨年の1月くらいから厳しく叱咤されながら育った。
新しく加わった生徒たちも、同様に随所で
厳しい言葉をかけられながら、少しずつ
中学生の学習に慣れ始めている。
目標は、学年トップ。曲げないようにしたい。
それにはやや感覚が緩いとも見え、
プレッシャーをかけ始めている。
[中2コース]
全学年の中でも最も静けさの漂う学年。
本を読み始めた時の4年生よりも遥かに静か。
「これをやりたいです!」
「これはどうしたらいいですか!?」
気持ちをもっとまっすぐ指導者に伝えてよく、
そうなってからが勝負の学年かなとも思う。
信頼関係はあるが、それを上回る人見知りが揃い、
なんでも言える関係をもっと築いていって
変革を期したい学年。
なんとか接近しようと、ジョークも言うし、
厳しい言葉もかけるし、それで変われば
評価する言葉も必ずかけるし、
やはりできたことでニンマリするのは
どの学年も共通することだと思う。
なんでも言ってくれれば、実はもっともっと
伸びる学年になると思っている。
[中3コース]
”賢い男たちのゼミ”って感じの雰囲気。
何も飾る必要がなく、自然体で私と生徒、生徒同士、
共々よく議論をして過ごす、最も理想的な
学年に育ってきている。
一回の授業ごとに、お互いに全くストレスがない。
この学年は珍しく中3にしては人数も少ないけど、
もう募集停止にしてこの子たちだけと
闘ってもいいかなと思っている。
相当賢く、ほとんど大人と会話しているのと
変わらないレベルである。
彼ら自体も、その感覚を楽しんでいる節がある。
西高での上位合格を目指している。
生徒の顔を思い出しながら書いている。
いろんな評価をする。良い評価も、改善すべき点に
関しての評価も。
こんなに概評では良い感じに書いているにも関わらず、
実際私の思い描く個々の実力というのはさらに
高い次元に設定されており、ここを左右するのは
私の指導力によると思っている。
私が、その集団を牽引していく身として、
知識をもっと多く持ち、説明する技術も持ち、
しかし最も大切なのは、子供たちの自宅学習を
もっと効率化し、興味を広げ、
より充実したものにできるようにする、
「世界を取り込んでいく力を」育んでいく、
そういう指導者と生徒との関係における努力だ。
理念はとても重要。ブレずに、その理念について
なんども再考しながら、自分にとってもっと
理想的な指導を追求していかなければいけない。