【天野功一@「好き」の恋愛心理学・その3】☆恋のやりとり
【天野功一@「好き」の恋愛心理学・その3】
☆恋のやりとり
☆モテたい。と モテない。とモテる。
今は、「好きな人とだけ仕事をすることで成功する時代」。だから、好きな人とは、どんどん関係を深めたい。ビジネスと恋愛はものスゴく似ている。
そこで、「好き」の恋愛心理学について更に粘り強く今日も考えてみる。「好き」と言うのは、どうしようもない感情。「好きだからエネルギーを感じる。」私がよく使う言葉だ。
第3弾は、「恋のやりとり。」
サブテーマはモテたいとモテない。と モテる。
恥ずかしいくらい昔のことだが、心理学の研究に没頭していたことがあった。大学時代に研究がスタート。卒業して社会人になってから、3年間くらいまでの約7年間研究が続いた。
研究と言ってもほとんど大学の本を読みあさり、社会人になっては、本を買いあさって、ひたすら読み続けるというシンプルなやり方。どうして人を引きつける人間がいて、どうして成功する人がいるのか、それを知りたかった。きっと仕事にも役立つに違いない。もうひとつは、「もてたい。」に役立てたいというわかりやすい動機。
仕事のことは、とりあえずおいといて、「もてたい。」に話を絞る。
高度で崇高な心理学の研究成果を実際の生々しい「もてたい。」に使ってみる。そうするとどうなるか。
こうなる。
私がこう行くと、相手はこう来る、そうしたら、こうやって、そうすると、おそらく相手はこう反応するので、それを確信したら、こうやればイイ。
フローチャートが完成する。
同じようなことは、中学からやっていた剣道と大学時代毎日やってたテニス(こちらは、2年で中退→アルバイト部に転籍)でも、戦術面で研究していた。但し、こっちはあくまでも健全な試合の戦術。
「もてたい。」に 心理学研究をノウハウとして、活用すると、立派な「恋のやりとり」ができる。パズルができる。でも、なんか違う。「もてたい。」が、「もてない。」に変わる。
結局、何も考えないで、自分を先に見せたり、つい見せてしまった時からの方が、「もてたい。」が「もてる。」に変わる。
学生時代に剣道部の練習試合で、最後に引き分けになるまで、28人抜きという奇跡をやったことがあるが、その時も、得意な「不思議な根拠のない自信」があった意外は、何も考えていなかった。
ビジネスに飛ぶ。
昨日のブログに書いた保険営業の天才社長と接して、若い営業マンの私は、契約が穫れるヒケツを見つけた。これは、素晴らしいノウハウだと思っていた。
でも、ノウハウとしてしか見ていないかったので、自分独自の営業活動には失敗していた。
「情熱を持って語り、感情を揺り動かす。」という一番重要なことに思いが至らなかった。素晴らしいお手本をノウハウとしか見ることができなかった。
でも、ある日。とうとう私は覚醒する。そのキッカケは、また、「溢れる涙」だった。
その日、その社長から、今日の夜、ちょっとした会合(宴会の意味)をやるので、時間があるなら事務所兼自宅に来てくれ。と言われた。
ちょうど、「もてない。」状況だったので、「手作り・かにクリームコロッケの誘惑」にも負けて宴会に参加。
そこで、家族全員(社長、奥さん、社長のご子息(専務)、そのお嫁さん(コロッケが上手)、3人のお孫さん)、他の見慣れた多くの親戚の皆さんの中に、見慣れないひとりの男性を見つけた。
ご挨拶をと名刺を出した時、社長が、いつもの聞き取りにくい声で、紹介してくれた。うちの一番最初の保険のお客さんだ。と。
宴会を前にスピーチが始まった。
以前経営していた会社を倒産させて、生活が一変し、家族にも負担をかけた。元手がかからないという理由で保険の営業を始めて、一番最初にあなたが、お客さんになってくれた。家族全員で喜んだ。嬉しかった。
今、立ち直りつつあるが、そこから再スタート出来たのは、あなたがいたからだ。あなたのおかげだ。
社長の目には涙が溢れた。家族の目にも涙が溢れてる。私も泣いた。当時の私は、とにかく鼻っ柱の強い、ノウハウマニアのあんちゃんなので、おそらく誰も、私が泣くなんて思っていなかっただろう。地道な保険の世界で、感動して泣いたのは、これが最初だった。
その時に、契約を取り続ける天才のホントの秘訣がわかった気がした。
自分をさらけ出す。それからスタートする。
そして、情熱を持って語り。感情を揺り動かす。
なるほど。 ビジネスと恋愛はものすごく似てる。
自分をさらけ出す。それからスタートする。
そして、情熱を持って語り。感情を揺り動かせ。
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