空に咲く花 ネモフィラ 2nd
たんたか です。
ネモフィラの時期ですね。見ごろは3月から5月頃とされている花で、以前、茨城の ひたち海浜公園 で見てから好きな花の一つになりました。
昨年2022年末に、「来年の春ごろには我が家でも咲かせてみたい」と思い、近所のホームセンターに行きネモフィラの種を買いました。
種は、大事な家族が眠る場所に。
今回の内容はペットの死、その後の埋葬について触れています。
苦手な方、ご自身で色々思い出して悲しい気持ちになりそうな方はブラウザバックにてお戻りください。
文章はいつも通り乱筆・乱文かつ長くなってしまいますが、読んでいただけたら嬉しく思います。
年末の一段と寒い日の夜でした。
我が家のハムスターはご飯をあげるといつも喜んで小屋から出てくるのですが、暫く反応が無く、ようやく動き出しても足元がおぼつかずにヨロヨロとしていました。
ーーーーーー瞬時に頭によぎったのは「疑似冬眠状態」です。
ハムスターは寒さに弱い生き物です。(暑さにもですが・・・・)
疑似冬眠をする理由は色々ありますが、一番多いケースは寒くなり低体温症となった事で疑似冬眠を行います。
冬眠から目覚める為には多くの体力を使う為、自力で起きれずそのまま目覚めない危険性があります。
従って基本的には家で飼っているハムスターは疑似冬眠をさせないように室温の管理を徹底する事が重要です。
毎日適温に保っていたのですが、急激な寒さに耐えられなかったのかもしれません。
負担をかけないように布にくるんでゆっくりと身体を温めてあげたところ、足元はおぼつかない様子でしたが少しずつ元気になってきてご飯を食べて水を飲んで自分でトイレにも行ってくれました。
あまり構っていてもストレスになりますので一旦休ませてあげようと思い、小屋に戻してしばらくすると寝息を立てていました。
そしてその日の日付が変わった頃に再びケージの前に行くと、いつもお世話をする時に開ける小窓の近くでハムちゃんが微動だにせずこちらに顔を向けていました。
先ほどまで足元もおぼつかずヨロヨロでしたし、小屋の外は中に比べて寒いし眩しいだろうにどうしたのだろうと思っていたのですが、その時ハムちゃんは既に亡くなっていました。
本当に飼い主の身勝手な考え・視点だとは思いますが、一度は安心する小屋の中に戻ったのに亡くなるその瞬間までいつも世話をする際に開ける窓の近くに来てくれたのは、
最期の時まで一緒にいようと待ってくれたのかな
もう一度動いている姿を見せてくれようとしたのかな
と思ってしまいます。
そんなことではなく、逆に最後くらいハムちゃんから飼い主へ文句の一つでも言ってやろうという気持ちからの行動だったかもしれません。
いずれだったとしても、最後の気力を振り絞ってこちら側に来てくれようとしたのは悲しくもあり嬉しく思ってしまいました。
ゴールデンハムスターの寿命は3年前後と言われており、我が家のハムちゃんは天寿をまっとうしたと思っても「もしあの時こうしていたら・・もう少し生きてくれていたのかな」と思うと悔しくなります。
お線香をあげて、天国でも大好物が食べられるようにお供え物も入れて供養をしました。
家族とも話し合い、ハムちゃんにはいつも近くにいて欲しいと考えてプランター葬(植木鉢葬)にする事にしました。
植える花は冒頭に書いた通りネモフィラです。
写真撮影時、3月を過ぎて本来なら咲いてくれるハズなのですが、、、
育て方が間違っていたのか、またはハムちゃんが怒っているのか、、、
無事に咲いてくれることを祈ります・・・・!!(続く)