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調香師の香水手帖 ”White Gardenia”

2018.06.13 01:49

夏前の朝に咲く白いガーデニアは、甘くてベージュを想わせる香りがする。

白い花が夏に似合うのはなぜだろう。

白、ベージュ、茶色、甘い、オレンジ、レモン、青・・・

暑いときにつけて嗅いで元気になる白い花は、自然がくれた贈り物。


2003年にガーデニアを仕込んだ。

14年間熟成されていたのがあったのが濃くなりすぎて、、昨年の夏に調整した。

納得できるまで時間がかかった。

今作は、シャネルが作っていたガーデニアと比べて評価をしてもらいたいと想って、天国に送った。

私のは100%ピュアで、天然香料のみで作っている。

14年経って作りたくなったのは自分でわからないけど、本物の花と同じ香調である。

ジャスミン、ジャスミンサンバック、ネロリ、オレンジウォーターアブソリュート、ナルシス、オスマンタス、

サンダルウッド、ブルボン産バニラ、ライラックCO2、ローズCO2など。

高価な花の香料は違うね。

本物の自然な香りがして、生きている。

。。。脳に響いて届く。


これからは脳が喜んでくれる香り、自然な香りが贅沢だね。

癖になるけど、美味しいのと同じで幸せになるね。

ガーデニアの白い花を脳に届けてください。


まこと虫

P.S.

販売情報は追ってご案内いたします。