ZIPANG TOKIO 2020「自然とともに!建築家 藤森照信建築作品 と(公社)インテリア産業協会設立35周年記念インテリアフェスティバル2018」のご案内
ラ コリーナ近江八幡「回廊」。ここは、サンタフェ⁉それともコスタデルソルか⁉
ここではきっと、遊びの天才子供たちは影を踏まずに片足飛びをしたりして・・・色々な遊びを発見するに違いない。そんな気持ちにさせてくれる空間である。
夏の暑い盛りはきっとこの場所がベストポジション。草屋根が強い日差しを吸収し、風は好んでここを通り抜けるに違いない!ここには沢山の風鈴を吊るしてみたい。
一人一人が願いを込めて・・・
「本社」
「ショップ&カフェ」
栗林の中に居るような木のぬくもりが感じられるカフェ
焼きたてのカステラや、カステラと同じ新鮮な「たまご」をつかった
オムライスが注目!
「カステラショップ」
三代目山本徳次が精魂こめて極めたたねや自慢の〈カステラ〉
「カステラショップカフェ」栗の森が癒してくれる。
つい触れたくなる。木はいつまでも生きているのだ・・・
「草屋根上空からの眺め」こんな風に大凧に乗って大空を登ってみたい!
あ、そうか凧揚げねえ・・・きっと男の子は喜ぶかも~遠江・中田島砂丘の凧揚げの様に・・・
畦道が大木に見えてきた。大河にも見える。我々は地球という大きな木に支えられているのだ!
近江八幡「たねや」全景 回廊・ショップ・本社・あぜ道・田んぼ・棚田・モニュメント
(設計 藤森照信)
たねやグループが未来に向けてどのような夢を描き、自然や世界とどのようにつながろうとしているのか。
一粒のどんぐりから始まったラ コリーナ近江八幡の物語。
この物語は「2011/07/12 15:48」から始まりました・・・ラ コリーナ近江八幡「起工式」
このところ建築家 藤森照信氏の関係する展覧会や講演会の紹介が続いております。
現在開催中の展覧会東京・森美術館「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」での監修。
また、先般行われた岐阜県多治見市「多治見市モザイクタイルミュージアム」の開館2周年記念の講演会等です。どの催事も「自然で、懐かしさを感じさせ」満員御礼!でした。
現代人は、特に日本の人口構成で一番多い団塊の世代や子団塊の世代の方たちに「自然で、懐かしさを感じさせ」のタイトルは当にそれに飢えると申しますかそういった傾向が見受けられるように思うのですが・・・。これって該当世代にある自分だけですかね~(苦笑)
35年前を思い起こすと(株)サンゲツ 現 特別顧問日比祐市氏、カリモク家具(株)現 取締役相談役加藤知成氏、三井ホーム(株)元 社長・協会初代会長 岡田徳太郎氏、学識者・顧問の千葉大学名誉教授 小原二郎氏、(公社)日本インテリアデザイナー協会 元会長 渡辺 優氏、武蔵野美術大学名誉教授 島崎 信氏、インテリアコーディネーター向けカラーコーディネーションのコンセプトを担当された東北芸術工科大学名誉教授 日原もとこ氏(当時は通産省工業技術院主任研究官)、初代本部事務局長 荻野弥一氏、インテリアコーディネーター資格者第一号としてリーダーシップを発揮してご活躍され現 (一社)インテリアコーディネーター協会会長の村上英子氏…加えて近年は、特に中部地区のインテリアコーディネーター啓蒙活動のためシンポジウム・講演会・デザイン教育とご協力・ご指導いただいた愛知県立芸術大学名誉教授 林 英光氏等々。(時間制限で一部のお名前のみ記載を深謝します)
まだまだ全国の大勢の方々のご尽力があって35周年を迎えることができたのではないかと、万感の想いが蘇ります。昭和53年3月8日、協議会発足当初から携わった者としてこの35年間には高度成長を成し遂げ、そのしっぺ返しもあったり、東日本大震災を経験したり・・・社会情勢は目まぐるしく変化しております。
長いようで短く、今は35年前がまるで昨日の出来事のようで、さながら流星ワゴンの運転手のような気分であります。
前置きが大変に長くなりました。
それでは・・・
今回は、公益社団法人インテリア産業協会設立35周年記念事業の一環として建築家 藤森照信氏の講演会のご紹介です。
当Webサイト読者の「建築」
「家具」「デザイン」「工芸」「環境」「色彩」「照明」「テキスタイル」「ガーデン」「インテリアコーディネーション」など、それぞれの分野に携わるプロフェッショナルの皆様や、これらの分野にご興味のある一般の皆様方に、是非ともご紹介したい藤森氏の愛情篭もる夫々の地域と対象作品です。それでは建築家 藤森照信氏設計によるこれまでの建築作品や当時のインタビューの様子などを交えながらご紹介して参ります。
左は銅葺き屋根の「本社」と右は草屋根のショップ、手前には青々とした江州米の田んぼが広がる。「ササニシキ?」「コシヒカリ?」、きっと「日本晴れ?」
そういえば以前に訪ねた瀬田の唐橋から信楽へ抜ける街道の田んぼで、農家の方が「砂地でとれる米が一番美味しい、この辺りの米はほとんどが京都の寿司屋に買われていくんだよ」と言ってたのを思い出した。
それでは最初は、滋賀県、近江商人の故郷「五個荘町」「日野町」「長浜」と並ぶ「近江八幡」の
『森とお菓子と、これからと。たねやグループは、自然と共に。』がキャッチフレーズのお菓子のたねやグループのフラッグショップ店《ラ コリーナ近江八幡》からご紹介します。
近江商人訓には「勤勉努力」「始末倹約」「正直堅実」「陰徳善事」とあります。
さて、「たねや」さんでは!
「たねや」ご当主 山本昌仁語録
お菓子屋の道
「地域があり、原材料をつくる産地があり、きれいな水があり、
それらをつなぐ心がしっかりしていることが最も大事」
たねやのあたりまえ
「あたりまえのことをあたりまえのようにやり続けていく。
「本質」こそが「本物」の社会を築き上げていくものだと信じて仕事をしています。」
お菓子屋として大切なこと
「どういう場面で、どういう風に食べていただけたか、どういうご意見をもらったか」
ということがちゃんと“つくる人”まで伝わらないといけません。
それがいま、たねやが最も力を入れなければならないところです。」
歴史に学ぶ・自然に学ぶ
「美味しいものであれば、境界を引かないで追求していく。 『歴史に学び、自然に学ぶ』ことを通じて、近江ならではの価値を生まれ変わらせたい。
女性、健康、そして子供たち
「子どもたちが、この近江八幡に生まれて良かったと思えることを、今やりたい。
そう考えたら、やりたいことがどんどん出てくるようになりました。」
写真を見ると「なるほど!」とうなずけます。子供も大人もみんなが楽しそうですね!
みんなで力を合わせ・・・努力の結晶、でも実るまでは油断大敵!また刈り入れが楽しみ
勿論、おやつや汗を流した後のみんなで一緒に食べる食事タイム!何を食べても美味い!
秋にはきっとこうなるのでしょうね~この気持ちをいつまでも忘れたくないものです。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
ラ コリーナ近江八幡は、自然を愛し、自然に学び、人々が集う繋がりの場。
八幡山から連なる丘に、緑深い森を夢み、自ら木を植え、ホタル舞う小川を作り、生き物たちが元気に生きづく田畑を耕しています。
このような環境の中に、和・洋菓子のメインショップをはじめ、たねや農藝、本社、飲食店、マルシェ、専門ショップ、パンショップなど、ゆったりとした自然の流れに寄り添いながら、長い年月をかけて手がける壮大な構想。
これからの人と自然、共に生きる“いのち”の在り方を見つめ、ラ コリーナ近江八幡から世界へと発信しておられます。
「土塔」大地の恵みのモニュメント!まさに、陽の光と水と空気と大地。恵の地ですね~
ヒポクラテスの意見も聞いてみたい・・・
屋根一面が芝におおわれた、ラ コリーナ近江八幡のメインショップ。
広々とした吹き抜け空間の1階に和・洋菓子の売場が並びます。和菓子売場では、たねやの全商品を取り揃えるほか、職人が目の前でお菓子を仕上げる「できたて工房」を併設。 バームクーヘンを使った新商品が登場する洋菓子売場は、クラブハリエ最大のバームクーヘン専門店に。また、2階のカフェでは自然を感じる開放的な空間で、焼きたてバームクーヘンをお楽しみいただけます。
ユニークなデザインと栗の木が印象的な建物は、建築家・建築史家の藤森照信氏によるもの。 従業員はじめ協力業者のみなさん、地域の学生と共に創りあげました。 ラ コリーナ近江八幡の玄関口となる「メインショップ」から、たねや・クラブハリエのさらなる魅力をお届けします。
バームクーヘン専門店B-studio最大のショップ・イン・ファクトリー。「クラブハリエ」の驚きとにぎわいをお届けします。
昔ながらの製法で一層一層丹念に焼き上げる手づくりのバームクーヘン。カフェでは四季折々の美しい自然のなか、やさしい木のぬくもりに抱かれながら、バームクーヘンをゆったりと味わっていただきます。
バームクーヘンをメインに、一面ガラス張りの工房で焼き上げる「焼きたてバームクーヘン」、クッキー生地にバームクーヘンを練り込んだ「バームサブレ」など、バリエーション豊かに揃います。レーズン入りのバタークリームをはさんだ「バームサンド」など、新しい商品も登場。
さらに、伝統ある本場ドイツの味わいをクラブハリエで表現するなど、バームクーヘンの奥深さを極め、新たな世界を目指します。
樹々の年輪から生まれたバームクーヘン。
ラ コリーナ近江八幡でバームの森をお楽しみください。
天井の黒い点は炭。 音の反響を抑える効果がある。足場があるうちに藤森照信氏と従業員が一緒に炭つけを行った思い出の空間。このショップ&カフェは全員が参加して作り上げ誰もがより愛着を感じる空間となりました。
藤森照信氏のオリジナルデザインの椅子が並びます。
さわやかな風、緑にかこまれた丘。どこか懐かしいふるさとの空間から、和菓子の魅力を発信。
近江八幡の地を離れることなく140年余の歴史を歩んできた「たねや」。
新しい時代を創り出す新たな挑戦がはじまっています。
代表銘菓「ふくみ天平」をはじめとする定番商品や、日本の伝統や文化を大切にした歳時菓。四季折々を感じる季節菓子や、ここでしか出会えない限定のお菓子など、たねやの全商品を取り揃えます。また、田畑づくりに取り組むラ コリーナ近江八幡では、トマトをはじめとする野菜をテーマにしたお菓子や、一年を通し季節ごとの植物の葉を使ったお菓子などが新登場。素材が自然の恵みであることを常に感じながら、生産者の顔が見えるお菓子づくりを目指し、たねやの魅力を発信してゆきます。
できたて工房では、たねやのあんこと生クリーム、季節の果実を添えた「生どらやき」を販売。
菓子職人がお客様の目の前で仕上げます。
できたて工房限定商品(どらソフト)
フードガレージの手前にある回廊の草屋根を見ると何故かホットする・・・
補足資料
栗
ブナ科。
日本各地のブナ、ミズナラ、カエデ等と混じって山地に分布する。
木理は粗。比重は0.60。直径60cm。年輪がきわめて明瞭な環孔材。
まれに直径1.5mくらいに達するものものがあるが、大径木が少ないため 価値は高い。
弾力性に富み、狂いが少ない。加工しにくいが、割裂は容易。乾燥は困難。耐朽・保存性はきわめて高く、水湿に耐える。まれにフェンス の材料として使われる事もあり耐久性はかなり高い。
削って磨きをかけるとミズナラのような雰囲気があるが、ミズナラより優しく素朴な感じがする。量が少ないので一般的にはあまり使われていないが、日本独特の数寄屋の世界ではとくに好まれる。上り框や床柱など装飾性のあるところに使われる。
またクリと言えば、誰もが知っている秋の木の実の代表選手。縄文時代の昔から、トチの実、クルミ等と共に大切な食糧である。
梅雨の頃(6~7月)、独特の甘い 香りを放ちながら花がさき、新しい枝に雄花と雌花が一緒につく。黄色味がかった白色の雄花は、軸にたくさんついて、10~15㎝くらいの長さの モールのようなものがフサフサと上向きにつく。その軸の基部の方に小さな雌花が2~3ヶつく。クリは、虫媒花で雄花から雌花へは虫等が媒体になる。
花が終る頃、雄花はバラバラと落ちてしまい、雌花は実を熟す準備に入る。
果実は、9~10月に成熟。ご存じの様に鋭い針で覆われたイガ(殻斗)の中に1~3ヶのクリの実がある。始め緑色だったイガは徐々に茶色に変色し、熟すとイガが割れてクリの実が出る。
「世界の樹木」にはどれだけの樹種が存在するのであろうか?
「世の人の 見付けぬ花や 軒の栗」 芭蕉
「よすがらや 花栗匂う 山の宿 」 正岡子規
「栗のつや 落ちしばかりの 光なる」 室生犀星
大丸旅館外湯 ラムネ温泉館
大丸旅館外湯「ラムネ温泉館」は小生とは大変に縁が深く、今から23年程前大分県直入町役場から連絡があり、用件は町営の天然温泉施設「御前の湯」をつくるにあたり浴槽は檜風呂にしたいのでアドバイスをしてほしいとの事でした。そしてその後、檜風呂の設計協力と、制作を行いました。
その折に宿泊した世界屈指の炭酸泉として有名な大分・長湯温泉の大丸旅館さんが500メートルくらい離れたところに造られたのが大丸旅館外湯「ラムネ温泉館」、偶然にも建築家 藤森照信氏の設計であることがわかり、23年ぶりに大丸旅館の女将さんに電話をしてご協力いただくことになりました。
長湯温泉は、もともと湯原温泉といっていました。湯原温泉の歴史は「風土記」の昔(8世紀半ば)に、『二つの湯の川あり、神の河(寒川、のちの芹川)に会えり』と記されているその「湯の川」にさかのぼると考えられています。
待合室に入口を構える、ラムネ温泉館併設の美術館です。 当温泉ご利用のお客様は無料でご入場いただけます。
美術館
美術館
これは、何でしょう?会場で藤森先生に聞いてみて下さい。
温泉
世界屈指の炭酸泉「長湯温泉」を、「これぞ、ラムネの湯だぜ」と世界に紹介してくれたのが文豪・大仏次郎先生です。
昭和9年のことでありました。
あれから何回も何回も昼と夜が訪れて70年― 相変わらず温泉はコンコンと湧き続け、静かに“その時”が来るのを待っていました。
そして遂に“その時”がやって来ました。
長湯をこよなく愛す作家の赤瀬川隼、原平先生を通じ、東京大学の藤森照信先生と世界屈指の炭酸泉が奇跡の出会いを果たしたのです。
2005年8月5日 開館
藤森先生を通じ、路上観察学会の先生方(写真左から:藤森照信先生・嵐山光三郎先生・松田哲夫先生・南伸坊先生・林丈二先生・赤瀬川原平先生)のお力添えも賜りながら(ロゴ・キャラクターデザインは南伸坊先生に手掛けていただきました。)、無事世界に誇るべき長湯温泉『ラムネ温泉館』が誕生したのであります。
建築について(長湯温泉大丸旅館:当時のインタビュー記録より)
「ラムネ温泉館の建築を手掛けていただいたのが、東京大学名誉教授で建築家の藤森照信先生です。
ラムネ温泉館に宿る“藤森哲学”をご紹介します。
今より少しだけお若い頃の写真です。
藤森 照信(ふじもり てるのぶ)
東北大学工学部卒業後、東京大学大学院にて近代建築、都市。画史を専攻。全国各地で近代建築の調査・研究にあたる一方、赤瀬川原平氏らと「東京建築探偵団・路上観察学会」を結成。建築作品として「神長官守矢史料館」「タンポポ・ハウス」「ニラ・ハウス」「一本松ハウス」などがある。日本都市計画学会賞、日本文化デザイン賞、日本芸術大賞、日本建築学会賞受賞他。
う~む…。 焼き杉と漆喰、そして屋根には手捻りの銅版が張られ、頂上には日本の祝いの象徴冬雪に耐えるはずの骨太の松の木がそびえるのであります。
屋根には、自然環境と建築の対立的関係を調停する力があります。
工業製品の中で一番、自然環境に合うものを探して見つけたのが銅板でした。
銅板は手で曲げることができる、風化しても美しい、のふたつの性格から自然素材に近いのです。
「焼き杉」は杉の表面を炭化させることで腐食を防ぐ工法です。間を開けて「漆喰」を塗ることで横の歪みが吸収され、白黒のコントラストで雨の日も沈まない印象になっています。
古来アジアで植物の代表とされていた松は、厳しい環境に強いし生命現象や長寿のシンボルとされ大切に扱われてきました。そのようなことから当館の屋根には“ラムネ温泉が長く栄えるように”と祈りを込めて塔のてっぺんに松を植えました。」
実は、長湯温泉「大丸旅館」の女将のご主人は、観光カリスマ・地産地消の提唱者でさらに旅行作家、さらにさらに「荒城の月」で有名な竹田市の現役の市長・首藤勝次氏なのです。
23年ぶりにHPを拝見して「えぇ、あの時の方が・・・」と声を発したまま、後の 声が出ませんでした。
最後になりましたが、
ご存知の「多治見市モザイクタイルミュージアム」です。
施釉磁器モザイクタイル発祥の地にして、全国一の生産量を誇る多治見市笠原町に誕生したモザイクタイルミュージアムは、タイルについての情報が何でも揃い、新たな可能性を生み出すミュージアムです。
設計は、独創的な建築で世界的な評価の高い建築家、藤森照信氏。タイルの原料を掘り出す「粘土山」を思わせる外観は、地場産業のシンボルとして、なつかしいのに新鮮な、不思議な印象を与えます。
タイルは、単調な壁や床を彩り、楽しい景色を創り出すことで、ひとやまちを元気にします。その魅力を知っていただくために、膨大なタイルのコレクションを基盤に、この地域で培われてきたタイルの情報や知識、技術を発信。
さらに、訪れた方々がタイルの楽しさに触れ、タイルを介して交流して、モザイクタイルのように大きな新しい絵を描いていける、そんなミュージアムを目指します。
ライトアップも美しい
すり鉢状の緑の斜面に立ち上がる土の壁。
見たことがないのになつかしい、
藤森建築のミュージアム。
すり鉢状に傾斜した地面と、そこに立つ土の壁。タイルの原料を掘り出す採土場をモチーフにモザイクタイルミュージアムを設計した藤森氏は、「建築物を構成する素材の中で最も根源的なものは何か」という問いに、「土」と答えています(★)。
タイルもまた、土を焼成して作る建材のひとつ。土という原点を形にすることで、そこから生まれ、人の暮らしを彩ってきたタイルの変幻自在な魅力と、これからの豊かな可能性を示唆します。
(★ 藤森照信 ちくまプリマー新書166『フジモリ式建築入門』筑摩書房、2011年)
最上階は青空をそのまま見ることができる、太陽が頂点に昇るとレーザー光のような光がモザイクタイルを宝石の様にきらめかせる。
多治見の夏は暑いのがいい・・・こんな時は「澤千」の鰻が食べたくなる。
冬になると思わぬ贈り物が天から舞い降りてくる。ここは天と地の境界線にある・・・
自然は素晴らしい・・・
不思議、不思議・・・建物は雪に覆われない。
様々なモザイクタイルを見学できる。
これまで見たこともないような珍しいモザイクタイルがきれいに収納・展示されている。
珍しいというよりもビックリするこれで街を走ったら大注目!
多治見市モザイクタイルミュージアムでは、タイル絵セミナーも開催
協会設立35周年記念 インテリアフェスティバル2018
◆第1部◆ 記念セミナー(14:30~16:00)
第1部~第3部すべて同じ会場です(ホテルメルパルクNAGOYA)
テーマ「自然材料を生かした建築の作り方」
夕陽に映える多治見市モザイクタイルミュージアム
屋根一面が芝におおわれた、ラ コリーナ近江八幡のメインショップ。
百本以上もの栗の木を使った店舗。栗林の中に居るような木のぬくもりが感じられる空間です。
栗の木や栗と聞くと、岐阜県中津川市や付知町を思い出しますが、その話はまた改めて。
ラムネ温泉館の大浴場には、42℃の内湯と32℃の外湯(露天)があります。
家族風呂にも42℃と32℃の源泉がそれぞれ湯船に湛えられ、雰囲気の良い中庭を眺めながらゆっくりと過ごすことができる。
講師:藤森照信(ふじもり てるのぶ)氏/建築家・建築史家
講師プロフィール:
昭和21年長野県生まれ。東北大学建築学科卒、東京大学大学院博士課程修了。東京大学生産技術研究所教授、工学院大学教授を経て、現在は、東京大学名誉教授、工学院大学特任教授、東京都江戸東京博物館館長。専門分野は建築史。
45歳より設計を始め今に至る。近作に、「モザイクタイルミュージアム」(多治見市)、「草屋根」「銅屋根」(近江八幡市、たねや総合販売場・本社屋)、「せん茶」(水戸芸術館「藤森照信展」茶室)、「樹の茶室」(デンマークOrdrupgaard Museum)、「十字架教会」(第16回ヴェネチア国際建築展 ヴァチカン館)他、史料館・美術館・住宅・茶室など建築作品多数。
◆第2部◆ インテリア・コーディネーションフェア(16:00~17:00)
・会員企業の情報展示コーナー(約20社が出展予定)
・中部IC6団体情報コーナー(名古屋、三河、岐阜、三重、石川、富山の各IC団体)
・平成29年度コンテスト入賞作品展
《住まいのインテリアコーディネーションコンテスト》
《キッチン空間アイデアコンテスト》
◆第3部◆ 交流パーティ(17:15~18:30) お楽しみ抽選会があります。
【日時】2018年7月12日(木)14:30~18:30
【会場】ホテルメルパルクNAGOYA 2階「瑞雲の間」
名古屋市東区葵3-16-16 (JR・地下鉄「千種」駅1番出口すぐ)
【参加費】2,000円 本年新規資格取得者の方は、無料です。
先着順に申込み受け付けます。
満席になり次第早期終了となる場合がございますので、お早めにお申込みください。
宛先Email jiia-chubu@interior.or.jp
「登録No.」「 氏名 」「郵便番号 」「住所 」「電話番号」
1) 記念セミナー(参加 不参加)
2) コーディネーションフェア(参加 不参加)
3) 交流パーティ(参加 不参加)
お問い合わせ
(公社)インテリア産業協会中部支部事務局(TEL 052-564-3291)
協力(順不同・敬称略)
ラ コリーナ近江八幡
〒523-8533 滋賀県近江八幡市北之庄町615-1電話番号 : 0748-33-6666
ラムネ温泉館
〒878-0402大分県竹田市直入町大字長湯7676-2電話:0974-75-2620
長湯温泉 大丸旅館
〒878-0402 大分県竹田市直入町大字長湯7992−1 電話 0974‐75‐2002
多治見市モザイクタイルミュージアム
〒507-0901岐阜県多治見市笠原町 2082 番地の 5 電話.0572-43-5101
一般社団法人 近江八幡観光物産協会
〒523-0864滋賀県近江八幡市為心町元9番地(白雲館内)TEL:0748-32-7003
鎹八咫烏 記
伊勢「斉宮」の明和町観光大使
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。