繰り返される冤罪 検察と鑑定人教授による合作ストーリーを問題視せよ
2018.06.13 04:44
SPECIAL WEEK
袴田事件。検察側の鈴木広一教授は検察の犬。
袴田事件の再審可否が明日、東京高裁で決定される。弁護側のDNA鑑定を批判している大阪医科大学の鈴木広一教授は検察の犬である。
この鈴木教授は検察が委託する鑑定人の常連で、検察の言いなりなのだ。
昨年、DNA鑑定を巡るとある事件で、DNA型が犯人と被告人と一部一致していないにもかかわらず、「突然変異」というありえない結論をでっち上げて、大阪高裁で無罪になった経緯がある。
この事件は最終的に最高裁で「突然変異」が認められ、被告人は逆転有罪となった。
検察・最高裁・鈴木教授は完全にグルで、この「突然変異事件」は今回判断される袴田事件への布石だと考えられる。冤罪となった被告人は袴田事件への布石として利用されたことになる。
再審は認めない公算?
大阪高裁は明日、再審を認めないかも知れない。認められたとしても検察は即時上告し、最高裁で結局再審は認められないと考えられる。理由は以上で示したとおり、鈴木教授は検察の犬だからである。
これほどずさんで適当で検察の味方だということがわかりやすい例は無いのに、新聞マスコミは追及しない。何が正義なのだろうか。
検察のメンツ。これが全てです。「突然変異」で冤罪を生む日本の検察・最高裁は腐りきっている。
無理やりにでも有罪にしたい検察のストーリーとそれに乗っかる鈴木教授のデタラメな理論に裁判所がそれを後押しする。それが冤罪を生む構図。相手が相手だけに絶対に表に出ない真実だが、新聞メディアは指摘してほしい。