五月病の本来の理由の考察
ゴールデンウィークも明けると、しばらく続く話題があります。
【 五 月 病 】
「病」って書かれてますが、実際そんな病気があるわけではなく、
特に、
新年度を経て、新しい環境に身を投じた、学生や、社会人が陥りやすい現象の一般的表現といった感じでしょうか。
僕も、サラリーマン時代はこの時期、
疲れが抜けにくく、気分が晴れない日々が多かったような記憶があるのですが、
冷静に考えると、
1年で最も過ごしやすい天候に恵まれる季節であり、
何事にもやる気に満ち溢れる時期のようにも思えるのです。
このゴールデンウィーク以外には、
お盆休みを中心とした夏季休暇と、年末年始を中心とした冬期休暇が主な長期休暇であり、
今年に関して言えば、
土日を合わせて三連休となる日が、6回あるとのことです。
仕事の関係で、土日祝日がお休みでない人もたくさんおられるとは思いますが、
そんな休暇のなかで、なぜかゴールデンウィークだけが、
「病は気から」の格言を絵に描いたような話題が数多く挙がる。
色々諸説はあるとは思いますが、僕も考えてみたのです。
日本三大特別休暇の中で、なぜ、ゴールデンウィークだけが、そんな対象になるのか。
夏季休暇は、お盆の期間であり、祖先の霊を祀るという目的があり、
お墓参りや、家族そろっての行事がメインとなるわけで、
その期間中の旅行などは「お盆休み」の本来の目的ではなく、
「ちょっと長い期間休めるから旅行でも行きましょか」みたいな感覚なのだと思います。
また、冬期休暇も、大晦日から、元旦を中心とした休暇であり、
伝統や慣習といった観点からすると、
家族で過ごすことの重要性が求められていたように思います。
両休暇でよく聞く言葉は、
「故郷に帰る」という意味の『帰省』です。
僕の母親は、『「帰省」とは親の健康を確認すること』と言ってました。
日本三大休暇のうち2つの休暇の本来の目的が『帰省』にあるのです。
そして、そこには、家族や親族とともに過ごすというある意味の『緊張感』が伴うのです。
家族で過ごすことで、『緊張』するのはおかしいだろうという意見もあるでしょうが、
帰省を嫌がる人が多いというのもそれを物語っているのかもしれません。
つまり、ゴールデンウィークだけが、
(この期間に帰省する方もたくさんおられるでしょうが。)
『緊張感』から遠く離れたところにあるのです。
なので、心身共に1年でいちばん解放された状態になる。
その状態から抜け出して、突然日常生活に戻ることは、病気にも似た状態になりますよね。
なので、五月病というのは、いろんなストレスに立ち向かわないといけなくなるために、
そのような状態に陥るのであって、
逆に言えば、付加を掛けられているように感じるストレスを洗い出し、
やらないといけないことと、やらなくていいこと、そういったことを
徹底して分析していくことが重要なのです。
つまり、より良い生活や、環境を創り上げるチャンスなのです。
そう考えると、明日からの過ごし方も変わってくるでしょう!
いや、変えていかないといけないのです!きっと出来ますよ!
『終活』も自己分析を中心に、
より良い生活の送り方を創り上げる抜群の行動なのです。
それでは、今日もささやかではありますが、プレゼントを置いておきます。
TOPページ上段の、
『とりあえず手始めに』に置いておきます。
ワクワクしながら準備してくださいね!
本日もお読みいただきましてありがとうございました。