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《ミリタリーオウル》

ステップ3・指揮の基本

2018.06.13 08:08

隊長と副隊長以外は指揮や戦術については覚えなくていいのでは、と敬遠されがちですが、メンバー全員が指示される内容を理解していないと速やかな行動に移れません。


隊員たちが、隊長がこれから何をするつもりで自分に何をさせたいかが分かるようになれば、動きが自然で緊密に連携の取れた分隊になれるのです。


まず隊長が出す必要な指示の1つめは隊員たちに「警戒する方向を分担させる」ことです。


後のステップで解説する戦闘隊形をフィールドに合わせて選び、どの方向に対して警戒させるかを個々に指示しておくことで分隊の警戒範囲を広げ、奇襲を防いで先に攻撃する機会を得ることができます。


これは広い野外フィールドに限った事ではなく、CQBフィールドでもかなり重要です。前進するほどに敵が迂回して攻撃してくる可能性があるので前後左右を警戒しないといけませんし、フィールドによっては上下にも気を配らないといけません。


逆に濃いブッシュのある森林フィールドなどでは敵のギリースーツや迷彩服の効果で見落とす可能性もあるので複数人で同じ方向を警戒する、という考え方もあります。


必要な指示の2つめは「攻撃方針」です。これにはいくつか種類があり、サバゲーで使用するなら以下の4点が挙げられます。


「発見次第撃て」

→敵に見つかってしまうデメリットもあるが危険地帯を通り抜ける時などに


「指示で撃て」

→待ち伏せ時に敵を引きつけて確実にヒットを狙うときなど


「反撃のみ」

→移動時に使用することで待ち伏せに移行しやすくなる


「発砲禁止」

→素早く移動したいときや潜入時に使用する


この射撃許可をうまく使い分けることで分隊の攻守の切り替えがし易くなります。また、サバゲーでの発砲音というのは敵にとって重要な情報です。射撃許可は発砲音を出す時間をコントロールし、位置を悟られないようにするという面も持ち合わせています。


3つめに必要な指示は「移動指示」です。基本的に移動は先導役に対して前進や後退などの指示を出して、他の隊員はその先導役と隊形に合わせて移動するのが基本です。


遮蔽物の確保だったり、隊形でカバーできない地形に合わせた防御線を構築する場合や、分隊の一部を敵の側面に迂回させるなどの場面では細かく指示を出します。


必要な4つめの指示は「攻撃指示」です。射撃許可と似ていますが、攻撃方針とは別物です。


「各個射撃」

各々の判断で射撃します。火力がバラバラになりがちですが、不意打ちに対して一旦これで反撃しながら後退するなど咄嗟の状況に対応した指示です。


「制圧射撃」

隊長によって指示された目標や方向へ連続的に射撃します。これは当てなくても問題なく、敵が遮蔽物に隠れたあとも断続的に撃つことで強く敵を釘付けにするのが目的です。


「一斉射撃」

隊長によって予め指示された目標や方向に対して、号令に合わせて射撃を行うものです。待ち伏せなどと合わせて決まれば一瞬で複数人同時にヒットが取れますし、発砲音を出す時間を最小限にできます。


「個別射撃」

→「(分隊内での順位)、(目標)、撃て」など

隊員全員ではなく、指定した隊員にのみ目標を指示し射撃させます。個別に指示することで意図的に敵の隊形に穴を空けたり、機関銃手や狙撃手といった敵を優先的に排除するのが目的です。


「射撃中止」

→「撃ちかた止め」など

全員が現在行っている射撃を止めます。制圧射撃での弾薬消費を抑えたり、発砲音を最小限にしたり、戦術・方針の変更時に使用します。


サバゲーにおいて分隊で必要となる基本的な指揮命令はこの辺りだと考えられます。基本をメンバー同士が知っておけば指示を理解して実施するまでのタイムラグを減らすことができ、連携が良くなり戦闘効率が上がるでしょう。


ステップ4に続く