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第278話:ヴリンダーヴァナの雨季と秋(14):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.06.13 23:11

ヨーガを修練する人は

彼らの感覚器官を厳格に支配して、

動揺した感覚から流れてきた意識を

確認します。


おなじように、

農家たちは、

田んぼから水が流れ出るのを防ぐために

堅固な土の堀を作りました。


秋の月は、

太陽光線によって苦しんでいるすべての創造物を癒します。


まるで叡智が

物質的な肉体が自分であるという自我で

惨めな気持ちになっている人々を

慰めるようなものです。

主ムクンダが

主から離れて痛ましい気持ちになっているヴリンダーヴァナの女性を

慰めるようなものです。


雲がなく、

くっきり見える星に満たされて、

秋の空は明るく輝いています。


まるで、

ヴェーダ文献の教えを

直接経験している人の

魂意識のようです。



…つづく

(10巻20章41-43節)