No.71 みんなが知っておいた方がいいと思う「ムーンショット目標」
こんにちは、鬼川こるくです。ご覧いただきありがとうございます。
過去の記事を読んでくださった方は、私が現状の画像生成AIに疑問を抱いて反対の立場を取らせていただいていることをご存知かと思うのですが、実はこの件の情報を追っているうちに国が掲げる「ムーンショット目標」に行き着きました。
※自分のペンネームを背負っている当サイトで、できることなら全く触れたくない政治の話になりますが、この件についてはお伝えしておいた方がいいなと判断しましたので書かせていただきます。楽しい話ではありませんが、よろしければ今日もお付き合いいただけましたら幸いです。
私がこの目標について知ったのは、この記事を書いている2023年5月現在から2ヶ月前の2023年3月です。陰謀論や都市伝説が好きな友人が教えてくれて知りました。そちら界隈の情報にお詳しい方はすでにご存知の方も大勢いらっしゃるかもしれません。
AIに関するものは、冒頭のリンク先の記事の「目標3」に書かれています。
これは、いわゆる陰謀論と揶揄されているような記事ではなく、正真正銘、国の政府機関がホームページで載せている内容です。
こんなことが未来の目標ならば、現在、イノベーションという聞こえの良い言葉で人権問題を無視して政府がAI政策をごり押ししているのも納得だなと…。
中身を読んでみると一見良いことばかり書かれていますが、このイノベーションとやらを実現するために現代の私達の人権、著作権、肖像権を勝手に危険に晒し、この状況を改善するため正当な権利を主張している人達には国が率先して悪者というレッテルを貼って、新技術のためには犠牲も必要、などと身勝手な言い分で追い込む…。
現状の画像生成については世界中のクリエイターを巻き込んでいるわけですから批判も度々起きているのにも関わらず聞く耳を持たず、せっかく育った国内の優秀なクリエイター達を叩き潰し、失望させて海外に流出させ、育つはずだった未来の子達の将来も閉ざしかねないようなことをしているのが、残念ながら今この国がやっていることです…。
ちなみに個人的には「目標1」もなかなか恐ろしいように感じましたし(先ほどAIに関するものは目標3と書きましたが目標1も深く関係していそうですね)、現在話題になっている昆虫食については「目標5」が関係しています。目標5のターゲット1つ目を抜粋して引用させていただくと、『2050年までに、微生物や昆虫等の生物機能をフル活用し、完全資源循環型の食料生産システムを開発する』とあります。
フル活用…。勘弁してください、虫は苦手なんです…(T-T)
この目標の約30年前にあたる現在ですら、すでに各地、各分野で問題が起きているわけですから今後益々歪みが生じていきそうですね。
時代劇好きの私としましては、未来が自分の好きな世界観からどんどん真逆の方向に向かっているのは明らかなので頭が痛いです。
だからこそ江戸時代に思いを馳せて、今後も生き生きとした人物達を楽しく描いていきたいですが、人の心をなくしてまでイノベーションを推し進めたその先にどんな未来が待っているのでしょう。
子どももばかではありませんので、自分達の未来に関することを決める政治家の中で利権にまみれている方がいれば危機感も抱くと思います。(もちろんそういう政治家だけではなく尊敬できる方々もいらっしゃいますが…)
このムーンショット目標のことは、ご存じない国民の方々もまだまだたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。こんな途方もない計画を、国民が知らない間に着々と進められていると思うと恐ろしささえ感じます。
もし私だけでなく最近色々変だな、と違和感を感じていらっしゃる方は、この目標について知っているのと知らないのとでは今後のニュースの受け止め方が違ってくると思いますので、ご存知ない方は一度冒頭の内閣府のホームページをご覧いただけましたら幸いです。
ということで今日は以上となります。
気付けば、3回連続AI関連の話題になってしまいました!
本来このサイトは、時事問題を取り上げるために作ったものではありませんので、いい加減この話題は終わりにして、今後は拙作の漫画に関する楽しい話題をお届けしていきたいです!
次回更新する際は、新刊の原稿が完成した時を予定しています。しばらくの間更新が遅くなるかもしれませんが元気に描いて参ります。
また、大型地震の情報も最近は増えてきましたね。来るかどうかは分からずとも持ち出し袋など最低限の準備はして、お互い元気に過ごしていけたらと思います。就寝時、枕元に靴と笛を置くと良いと聞いたので、私は靴と笛、それとついでに靴下、懐中電灯は置くようになりました。
ではでは、今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた…!