規則正しい生活と認知症の関係とは?
じわりじわりと不安がやってくる認知症
高齢になって、ぼんやりや記憶の不安、さらには認知症の症状が出てくるのは
風邪のように突然なるものではなく、じわりじわりと変化してくるものです。
そのきっかけはなんでしょう?
例えば、
パートナーとの別れによって一人暮らしになった
子ども家族との同居のために引っ越した
震災などの避難生活を始めた
など
「いつもの暮らし」が大きく変わった時
というのもひとつのきっかけになりやすいものです。
要因としては
*知らない人が増えることで会話が減る
*外出が減ることなどで運動不足になる
*気を遣うなどストレスが増える
などがあり、
*生活リズムの変化に脳がついていけなくなる
ことも影響してきます。
認知症患者の中で最も多いと言われる
「アルツハイマー型認知症」ですが、これには高血圧や糖尿病も危険因子の一つと言われています。
高血圧や糖尿病はいわゆる「生活習慣病」です。
つまり「生活習慣」と「認知症」は密接につながっているといえるのです。
ということで
*食事
*運動
*睡眠
*ストレス
などの毎日の習慣を規則正しくリズムを保っていくことは高齢者にとっては大切なことです。
引っ越しのような大きな変化がなくても、
旅行や家族が泊まりにくるなども変化の一つです。
楽しいことも脳にとってはストレス。
旅先で眠れなくなるなど、思い当たることはありませんか?
とはいえ、楽しい予定は思いっきり楽しみたいですよね。
変化に耐えられる脳トレを
変化に対応できないのは
若い頃に比べて、脳が新しいことに対応出来にくくなっているのも関係します。
「新しいことを覚える」のには、脳に一千億個もあると言われる
「神経細胞(ニューロン)」を通して行われます。
神経細胞から伸びる長いひげのようなもので、お互いの情報をつないでいくことで、
記憶をするとされています。
この神経同士のやりとりが活発に行われることで、記憶する力も保たれるのです。
こういった細胞同士の情報伝達に関わるタンパク質の一つが
「シアル酸」です。
生活習慣が乱れることで、このシアル酸も減少の原因となります。
食事から摂り続けることが難しいシアル酸ですので、減少させないために
気を付けたいモノ。
■規則正しい生活リズムを心がける
■新しいことに対応する脳のためのケアをする
この両面からのケアを心がけることは、認知症予防にもつながります。
高齢の方では、睡眠がうまくいかないという方も多くなります。
日中の適度な運動でカラダを疲れさせる
睡眠前の食事などは控える
温めのお風呂でゆっくりとカラダを温める
などで、睡眠に入りやすい状態になります。
カラダのリズムは、複雑につながりあっています。
認知症ケアのための、規則正しい生活習慣、そのための食事や運動などの心がけ
そして、記憶するしくみをサポートする「シアル酸」の補給、
のように。
認知症になってしまってからではなく、認知症は予防のためのケアがとても重要です。
早い時期からの改善習慣をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?