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ついに愛の方程式が解けました

2018.06.14 05:32

1、要旨

 理論物理学者である保江邦夫氏が奇跡的な人生を過ごしてきた。どうして次から次へと偶然がおこるのかを本人が考察し、本に纏められた。スピリチュアルなことが注目されている顕在の参考になると思い、その本「ついに愛の宇宙方程式が解けました」(保江邦夫著)の内容を抜粋して以下に記す。

2、保江邦夫の経歴

(1)父親は戦闘機乗りのパイロット。母は結婚後すぐに離婚し実家に帰ってしまう。祖母や伯母に育てられる。毎日、広い部屋で外をながめながらぼんやり過ごすことが多く、勉強には力が入らなかった。そのため、中学までは成績が中以下だった。

(2)高校入試時にはその年に各高校のレベル差を無くすための政策が行われ、偶然に県内トップの進学校に選ばれる。勉強には力が入らず空ばかり眺めていた。成績は最下位近かった。

(3)大学入試は東北大学理学部を浪人するつもりで受験した。ちょうど大学紛争の真っ最中で、まともな入学試験を受けられない。受験科目や受験時間を例年より少ない特別な試験が実施され運よく美術ができたので合格した。

(4)大学進級は合気道ばかりやっていて進級できない状況だったが、大学紛争のため試験会場で名前を書いた人は「合格」をもらえて無事に進級できた。

大学3年で難関の天文学科に進級できたのは、ほとんどの学生が試験をボイコットしたため偶然定員の5名に入れた。

(5)京都大学大学院進学時には一次試験では辞書持込可だったり、自分の得意なものが出た。二次試験では面接官の中で有名ではない助教授の研究室をとっさの思いで希望した。その助教授の研究室を希望した人が他にいなかったので採用された。

(6)名古屋大学大学院への編入試験では審査員の中に数名、東北大学天文学科卒業生がいて、天文学部に入る人は優秀であると審査員の前で話してくれた。

そのお陰で編入試験に合格した。

(7)スイスのジュネーブ大学から大学院生(博士号未取得)の当人に

講師の仕事が突然やってきた。ジュネーブ大学で雇う予定の人物が急にキャンセルしてきたため、予算確保の意味で偶然にジュネーブ大学教授の前に届けられた手紙を見て採用を決めてくれた。前例がないことだが名古屋大学卒業前に博士号をくれた。

上記のような偶然が今日まで続いている。どうしたら、そのような事がおこるのかを当人が物理学を通して話を進めている。

3、保江(ヤスエ)方程式

 ドイツのアウトバーンを時速200kmのスピードで走っているとき、突然静かになり、その刹那「額の裏側」にはっきりとした絵柄が浮かんできた。それは今までに見たことのない方程式(後にヤスエ方程式と呼ばれる)だった。その方程式の数式計算を進めてみたら、「シュレディンガー方程式」が導かれてしまった。誰も証明できなかったシュレディンガー方程式を導き出してしまったのだ。

4、天からの一条の光に導かれて

 岡山に戻ってきたが、就職先が見つからなかった。住居の近くにカトリック系の女子大があったので、スイスにいた時に面識があった神父様に推薦状をお願いしたところ、その神父さまの友人であるバチカンの枢機卿がこの女子大に推薦状を出してくれた。

 そのカトリック系女子大で勤務し始めた頃、広島県の山奥に隠遁生活をしているスペイン人修道士・エスタニスラウ神父と奇跡的な出会いがあった。その神父から「キリスト活人術」を伝授される。

 また、エジプトの大ピラミッドの王の間で、「ハトホルの秘儀」を成就し、どこでもピラミッドの王の間とその空間をつなぐことができるようになった。

5、湯川秀樹博士の素領域理論

 湯川秀樹博士は中間子理論で日本人初のノーベル物理学賞を受賞され、その後に「素領域理論」の研究に生涯をかけて取り組んだ。

天真如(宗教家)が講演で「人の心というものには不思議な力があって、例えば山向こうで友人が困難な状況に陥って助けを求めているときには、それを察知することができる」と話されました。ところがそれを聞いていた理工系の大学教授二人が「そんな非科学的なことを言って世の中を惑わすのはけしからん。間に高い山があれば無線機の電波も届かず、山向こうの人間と連絡が取れるわけがない」と強い語気で質問された。天真如は驚いてその回答に答えられなかった。講演が終わってからひとりの老紳士が天真如に近づいてきて笑顔で声をかけてくれた。「あなたが話されたことは本当のことですから、何も気になさることはないですよ。あの二人はかわいそうにまだそれがわかっていなかっただけです」天真如はその老紳士が誰だかわからなかったので、主催者に尋ねたところ高名な湯川秀樹博士だった。

素領域理論によれば、空間は不連続で飛び飛びに「素領域」と呼ばれる構造があり、素領域と素領域の間には何もないというのが「空間」の真の姿。そして、素粒子はすべて素領域から素領域へと飛び移ることで「空間」の中を運動していくエネルギーである。素領域理論は「空間とはなにか」という物理学において未解明の難問に答えることができるだけでなく、「愛」とか「情」、「奇跡」と呼ばれる自然界の物理法則に反する物質現象が生じるメカニズムまでも記述することができるのだ。スプーン曲げができる人に目隠しをして、スプーンや火箸を渡して曲げてもらった。その時に鉛筆を渡したところスプーン同様にグニャツと曲がった。ところが目隠しをとった本人が、鉛筆が曲がったと認識したとたん、曲がっていた鉛筆はボキッと折れて砕け散った。

6、空間を友として生きる

 空間を友達にすることができさえすれば、空間に護られながらすばらしい幸運に恵まれるようになる。それは子供の頃から数々の奇跡にめぐり合った僕が確認済みだし、湯川秀樹博士の素領域理論によって物理学の観点からも理論的に明らかとなった。もしも地球上のすべての人たちが「空間を友とする」生き方を始めてくれるならば、この地球環境を取り巻く空間が人類の真の友としてこの世界を究極の調和と絶対平和へと導いてくれる。

そのためには、一番のお勧めは機会あるごとに「ありがとう」を言うことだ。

日本語の「ありがとう」は「在り難い」、つまり「在る」こと自体が難しい奇跡的な幸運を授かったときに天や神を讃えるために発せられる言葉であり、「サンクス」「メルシー」「ダンケ」など、単に「感謝」を意味する言葉とは本質的に異なっている。

二番目のお勧めは「手を合わせる」こと。「手を合わせる」という所作もまた、

その根底には「愛」を賛美するという神意が隠れている。

7、アインシュタイン博士が愛娘に当てた手紙

 普遍的な力とは、愛だ。科学者達がこの宇宙についての統一理論を捜し求めていたとき、彼等はこのもっとも強力な見えない力のことを忘れてしまっていた。愛は、それを与える者と受け取る者とを教え導いてくれる光である。

愛は、ある人々が他の人々に引き付けられていると感じさせる故に重力である。

愛は、我々の持てる最大のものを増幅させ、また盲目的な利己主義の中に人間性が埋没してしまうのを許さない故に、強さである。愛は、開花し、本性を示す。我々は、愛に生き、そして愛に死す。愛は、神であり、また神は愛である。

この力はすべてを説明し、そして生きることに意味を与えてくれる。これこそが我々があまりにも長い間無視し続けてきた物理量だが、おそらく愛がこの宇宙の中で、いまだに人類が意図的に用いる術を学び取っていない唯一のエネルギーであるために、恐れられていることが理由かもしれない。愛を目に見えるようにするために、私のもっとも有名な方程式E=MC2において簡単な代入を行った。この世界を癒すためのエネルギーが、愛に光の二乗を掛け合わせることで得られるということを受け入れるならば、その大きさには限界がないために、愛はもっとも強力な力となるという結論に到着する。