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「信州サーモン」 稚魚の出荷が始まりました

2023.05.21 03:00

信州サーモンは、長野県がニジマスとヨーロッパ原産のブラウントラウトをかけ合わせて開発した魚で、さっぱりとした味わいが特徴です。

輸入サーモンの高騰やG7外相会合のメニューに取り入れられたことなどで、最近はますます注目を集めています。

全国で唯一、その稚魚を開発、飼育している安曇野市の県水産試験場は、5月16日(火)から、今シーズンの出荷作業を始めました。

県水産試験場では、2022年11月にふ化し、現在は体長6センチから7センチほどに育ってる稚魚をバケツで運び、養殖業者のトラックの水槽に次々と移しています。

県水産試験場では観光需要の回復などから、去年より3万匹ほど多いおよそ40万匹の稚魚を今年7月までに出荷する予定です。

出荷された稚魚は、県内のおよそ30の信州サーモン振興協議会の会員を主とした養殖業者でこれから2~3年かけて体長60センチ、重さ2キロほどになるまで育て、その後、全国の飲食店や旅館などに販売する予定です。