パーソナリティ障害を抱える方へお詫び
ホームページでも少し前から掲示しておりますが、改めて通知いたします。
当院では、パーソナリテイ障害を抱える方の診療を自粛しております。
理由は、弁証法的行動療法、スキーマ療法、メンタライゼーションなど精神療法を扱っておりません。当院にいらしても治らず、長時間診療を希望されても、規則を破られる場合、初日にお断りすることになりグーグルレビューに低評価を付けられることが続きます。
当院にいらしても、パーソナリテイ障害を抱える方には通常より高額な費用が掛かるだけで、意味がありません。規則を守ることが難しい症状をお持ちですと、人員体制不足のため規則違反を繰り返され警察沙汰になるケースが多発しており、心配しております。
通常より長めの保険診療を行う慈善事業的なことをすれば搾取しやすく、適応外でも利用しようと嘘をついたり忙しくて誤解したと語ったりする方が続きます。被害者支援の妨害をしたい方が現れることも予想しておりますが、規則を守って下さらないと迷惑です。
無料の事前問診や掲示もしておりますが、悪質な場合、全額自費で費用を請求する場合もございますので、ご注意ください。
先日、大規模病院と同じように患者のご家族が暴れても、以前は許してくれたから2時間以上怒鳴って何が悪いと開き直られる方が初診でいらっしゃいました。
精神科の従来の考え方が未だ変わっていないと誤解されているのだと思いますが、精神障害者は何をしても許されると語り迷惑行為を行う方が後をたちません。
精神障害を抱える方は何をしても許されるわけではなく、責任能力があれば警察対応になることもありえ、責任能力がないと疑えば入院が必要になる場合もございます。特に小規模な診療所では、警備警察を呼ぶ場合もございますので、ご注意ください。
最適な設備のある医療機関への通院をお勧めする場合もございます。当院も、クレーム対応をできる限り頑張り、安易に警備警察を呼ばないよう配慮してまいりました。
ただ、先日クレーム対応後、帯状疱疹にかかり聴力が低下してしまいました。ストレスがかかったら医療機関に八つ当たりしてストレス発散をすればよいと誤解している利用者やそのご家族に対し、今後は、証拠提出し被害届を出すなど厳しい対応を検討してまいります。
そのようなトラブルに巻き込まれたくない方は、予め対応困難、診療システムが小規模すぎて合わないと説明している方がトラブルとなるため、ご来院されないよう、ご本人とご家族ともに、ご注意ください。
依存症で断酒をしていない方も精神依存によりパーソナリティに歪みが出る場合がございますが、自己愛性パーソナリティ障害や境界性パーソナリティ障害を抱える方の支援には人手が必要です。
そのかわり、パーソナリテイ障害のある方のご家族やご友人の支援は行っております。ただ、ご家族やご友人が、医療機関で怒鳴ったり叫んだりしても、警察も呼ばれず、職員がひたすら謝ってくれるのが当然と期待されるようなら、当院は不向きです。
この文面をよんで、クレーマー側に共感される方は大規模な医療機関の方が安全だと思います。
利用者が規則を破り来院して過剰な要求をすれば断られることもあり、法律を破れば警察沙汰になる場合もある、と理解のできる方のご来院をお待ちしております。