YARIS｜今にも走り出しそうな自由に乗りたくなるカタチ

2023.05.17 04:23

乗ればわかる人気の理由。燃費だけじゃなく走りもいい

　トヨタのコンパクトカー、ヴィッツがフルモデルチェンジし、2020年2月に装いも新たに車名も変更して生まれ変わった「ヤリス」。当然のことながらヴィッツ同様、国民的コンパクトカーとしての人気を継続させている。

　この現行ヤリスはプラットフォームやパワートレーンなどすべてを一新。デザインもスポーツカーを思わせるようなフォルムが与えられ、より魅力的なモデルへと進化している。使い勝手の良いコンパクトカーながら、高い運動性能とラインアップの豊富さも魅力的で、日本のみならず、「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど世界でも高い評価を受けている一台だ。

　軽快なハンドリングというコンパクトカーの強みを生かしつつ安全装備も充実している。上質な乗り心地と最新の安全、安心技術をテーマに開発され、クルマのみならず歩行者をも検知する衝突被害軽減ブレーキ「トヨタセーフティセンス」なども装備。「Z」、「G」グレードにはスーパーUVカット・赤外線カット機能付きのフロントドアガラスも標準装備している。

　機能性の高さと快適な室内空間を実現したヤリス。コンパクト化と軽量化を徹底的に追求することで軽快な走りの楽しむとともに、優れた燃費性能も実現。ファミリーユースができて、走りも楽しめる、魅力たっぷりのモデルと言えるだろう。

▼トヨタヤリス1.0G SPECIFICATION

全長×全幅×全高：3940×1695×1500㎜

車両重量：970㎏

ホイールベース：2550㎜

エンジン種類：直列3気筒

総排気量：996㏄

最高出力：69ps(51kW)/6000rpm

最大トルク：9.4kgf・m(92N・m)/4400rpm

WLTCモード燃費：20.2km/L

サスペンション前：マクファーソン・ストラット式コイルスプリング

サスペンション後：トーションビーム式コイルスプリング

ブレーキ前：ベンチレーテッドディスク

ブレーキ後：ドラム（リーディングトレーディング）

タイヤサイズ：175/70R14

乗車定員：5名

▼トヨタヤリス（現行モデル）

相場価格

R2～5年

106.9～228万円

（Mj-net調べ 2023年5月9日現在）

ハイブリッドモデルは人気の高さもあって相場は高値維持傾向。ガソリンモデルもタマ数は充実しており、高年式の人気モデルのわりにお得感のある相場と言える。

▼トヨタヤリス変遷

R2年2月　　3代に渡って人気を博した「ヴィッツ」から名称変更。

　　　　　　海外車名の「ヤリス」としてフルモデルチェンジ。

R2年11月　「KINTO」専用特別仕様車「G"KINTOツーリングセレクション"」をリリース。

R3年3月　　欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

R3年5月　　安全装備面を中心に一部改良をおこなう

R4年7月　　装備面の拡充など一部改良

▼ENGINE

ハイブリッドはもちろんガソリンモデルも十分低燃費

圧倒的な燃費性能を誇るハイブリッドはもちろん魅力的だが、ガソリンモデルもリッター20km/L（WLTCモード）を超える低燃費。

▼RUNNING

フットワーク良しスポーティな走りが魅力的

地面を掴むようなローフォルムが連想させるように、フットワークの軽い小気味の良いスポーティな走りも魅力。

▼UTILITY

ラゲッジ容量はそこそこ使い勝手は良さそう

ラゲッジ容量はライバルに対してアドバンテージはないが、タイヤハウスの張り出しが少なく、使いやすいなど利点はある。

▼INTERIOR

シンプルながらも躍動感のあるデザイン

操作スイッチ系はシンプルにまとめながらも躍動感のあるデザインで魅せる。ブラック基調でスポーティな雰囲気を演出。

▼EXTERIOR

ホイールアーチを力強く張り出し、よりスポーティなスタイリングとなった今モデル。デザインコンセプトは「B-ダッシュ」。“B”には「BOLD（大胆）」「BRISK（活発）」「BOOST（加速）」「BEAUTY（美）」「BULLET（弾丸）」などの意味が込められ、躍動感が重視されている。

Ameba Ownd