「木村屋本店」さんの“黒 穴子飯 特上”
以前から一度は行ってみたいと思っていた広島市内の穴子飯の名店「木村屋本店」さんに行って来ました。広島市内の穴子の名店といえば、こちらの「木村屋本店」さんか「月あかり」さんですが、「月あかり」さんが少し高級感のあるお店に対して、こちらの「木村屋本店」さんはどちらかというと庶民的なお店で、とても入りやすい感じです。
それにしても、G7サミットを明後日に控えた広島は、警察関係の方々でいっぱいです。今は世界一安全な場所かもしれませんね。
で、こちらが「木村屋本店」さんです。
店頭にはテイクアウトの穴子飯のメニューがありました。
お店の入り口を入ると、少し地下に下る場所にフロアがあります。4人掛けテーブル席が3つとカウンターに3席ありました。さすがに有名店だけあって、席はほぼ満席でした。
たまたま今日だけなのか、店主の大将が一人で店を切り盛りされていました。
地元のテレビ局のレポーターの方々のサインも飾られています。
予約で夜の営業もされているようですね。
そして、こちらがメニューです。
なんと言ってもこちらの「木村屋本店」さんの特徴は、黒(焼き穴子)、赤(煮穴子)、白(白焼)の3種類の穴子飯が食べられるということです。
その他にも穴子の料理が並んでいます。
今回は基本の「黒(焼き穴子飯)」を注文しました。上(¥1900)か特上(¥2100)か悩みましたが、せっかくなので特上にしてみました。ちなみに“上”と“特上”の違いは、乗っている穴子の量だそうです。
そして、こちらがその「黒(焼き)穴子飯 特上(¥2100)」です。穴子の丼以外に赤だし、出汁巻き、漬物、そして好みで掛けるレモン、山椒、タレが付いています。これは有難いですね。お客様のことをよく考えてされているなっていう感じです。
肝心な穴子はというと、焼き穴子なのにフワフワで、他店では食べたことがないくらい柔らかくプリプリです。あの有名店の「うえの」さんをはじめ、一般的に焼き穴子は硬いのが当たり前だと思っていましたが、全然違いました。またタレは「和田」さんのに近いサラッとしたタレで結構甘めの味でした。このタレが白ごはん全体に掛かっています。個々の好みもあると思いますが、自分的にはドストライクです。結局、レモンや追加のタレは使いませんでしたが、十分美味しくいただきました。正直、ちょっと驚きの美味しさです。
後で聞いたのですが、今回自分がいただいたのは山口産の穴子だったそうですが、通常は基本的には日本国内産の物を使用しているとの事で、産地よりも市場で見て大将が“これ”と思った穴子しか仕入れないそうで、その為なかなか数が少ないとの事。商売を優先して韓国産や中国産を大量に仕入れたりしないのは、さすがです。今後も是非がんばってほしいですね。
というわけで、今回は広島市内の穴子飯の名店「木村屋本店」さんの“黒穴子飯 特上”の紹介でした。