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臍帯とカフェイン

KUKKORO(0:2:0)

2023.05.17 14:52

疾風(はやて)のミザレイ:クリスタ聖騎士団 団長 エルフ Aマイナス

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ミハイル帝国 団長 巨乳 アジフライ

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 : 「KUKKORO(くっころ)」

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疾風(はやて)のミザレイ:……クリスタ聖騎士団、団長。

疾風(はやて)のミザレイ:疾風(はやて)のミザレイ、一生の不覚……。

疾風(はやて)のミザレイ:まさか、こんな野蛮なゴブリン共に捕まってしまうとは。

疾風(はやて)のミザレイ:おそらく私はこの後、身ぐるみをはがされ、児戯(じぎ)の玩具(がんぐ)のように弄ばれ(もてあそばれ)

疾風(はやて)のミザレイ:辱め(はずかしめ)を受けながら、奴らの子を身ごもり

疾風(はやて)のミザレイ:苗床(なえどこ)として一生を過ごすことになるのだ。

疾風(はやて)のミザレイ:くっ……殺せ!!!そんな事になるくらいなら、この疾風のミザレイ。

疾風(はやて)のミザレイ:純潔のまま、命を絶つ!!さあ、殺せ!!

紅蓮(ぐれん)のローレライ:待ちなさい!!!

疾風(はやて)のミザレイ:えっ

疾風(はやて)のミザレイ:だ、だれだ!誰かそこにいるのか!

紅蓮(ぐれん)のローレライ:わたしは、ミハイル帝国の聖騎士、ローレライ。

疾風(はやて)のミザレイ:なっ、まさか「紅蓮のローレライ」か。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:そうだ。隣の牢獄で、三日前から捕らわれている。

疾風(はやて)のミザレイ:み、三日前だと……。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:そうだ。

疾風(はやて)のミザレイ:そんな、それではもう、ミハイル帝国は……

紅蓮(ぐれん)のローレライ:……ああ、恐らく……もうだめだろう。

疾風(はやて)のミザレイ:くっ……なんて事だ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:そうだ、だから……

疾風(はやて)のミザレイ:だから……?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっころ」は私のセリフだ。

疾風(はやて)のミザレイ:え?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっころ」は私のセリフだ。

疾風(はやて)のミザレイ:いや、二回言わなくてもいい。「くっころ」とはなんだ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:今、お主が言っておったではないか。

疾風(はやて)のミザレイ:私が?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっ……殺せ!!!そんな事になるくらいなら、この疾風のミザレイ。」

疾風(はやて)のミザレイ:あ、ああ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ゴブリンの苗床になったり、オークの苗床になったりするくらいなら

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いっそのこと殺せ!そういう気持ちを表すために聖騎士がいうのが「くっころ」だ。

疾風(はやて)のミザレイ:「くっ、殺せ」の略ということか。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:そうだ。

疾風(はやて)のミザレイ:そ、それがどう、私のセリフだー、につながるんだ?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:私のほうが先に捕虜となっているのだぞ

疾風(はやて)のミザレイ:それは、そうだな

紅蓮(ぐれん)のローレライ:と、いうことはだ。私のほうが先に苗床になるだろう。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:私が先にこの鎧をはぎ取られ、この純潔な身体をなめるようになぶられて

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、もしかしたら物理的になめなめされたりとか、なんかぬるんぬるんとか

紅蓮(ぐれん)のローレライ:耐えられない!!耐えられないだろう!そんなの!!!

紅蓮(ぐれん)のローレライ:くっ……殺せ!!!いっそ殺してくれ!!!!

紅蓮(ぐれん)のローレライ:もう祖国もないだろう、私には帰る場所もない。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:こんなところで慰み者(なぐさみもの)になるくらいなら

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いっそ殺せ!!!

疾風(はやて)のミザレイ:いや、まてまてまて。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:なんだ。

疾風(はやて)のミザレイ:どっちが先とか関係ないから。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:関係ないってなんだ。

疾風(はやて)のミザレイ:いや、関係ないでしょう、そんなの。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:順番を守れ!私のほうが先に「くっころ」するんだ。

疾風(はやて)のミザレイ:まてまてまてまて。え?まてまて。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:え?なに。なによ。私のほうが先に「くっころ」待ってたから。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:三日も捕まってずっと待ってたから。「くっころ」待ってたから。

疾風(はやて)のミザレイ:え?え?いや、待たなきゃいいじゃん。そんなの。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、待つでしょ。

疾風(はやて)のミザレイ:なんでよ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:捕まった初日からいきなり「くっころ」なんてしたら

紅蓮(ぐれん)のローレライ:なんかそういうので頭いっぱいみたいでいやじゃん。

疾風(はやて)のミザレイ:捕まって5分で「くっころ」した私の前でそれ言う?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:そういうことで頭いっぱいみたいな、そんな感じに見られたらいやじゃん。

疾風(はやて)のミザレイ:二回言った。あー、二回言った。二回もいうことなくない?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、だって、ねえ。

疾風(はやて)のミザレイ:あ、あー、あ。え?え?あ、そーいう?そういうかんじ?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、ほら、さ。まあ、仕方ないよ、だって、ねえ?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:聖騎士はさ、出会いないもん。溜まるよね。

疾風(はやて)のミザレイ:「溜まるよね?」じゃねーわ、え、なに?え?ちょっと見下されてる?私?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いやそんなことはないけど

疾風(はやて)のミザレイ:あるよね?え?あるでしょ?あったよね?悪意あったよね?え?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、ないよ?ないない。悪意なんてない、やだなーもう。

疾風(はやて)のミザレイ:いや、マウントとったでしょ?絶対マウントとった。

疾風(はやて)のミザレイ:「え?なに?あー、この子速攻堕ちてるんだー?やば節操なーい。私、三日も我慢したのに」って

疾風(はやて)のミザレイ:思ったでしょ。絶対。絶対思ったでしょ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、ね、それはさ。

疾風(はやて)のミザレイ:はー!!はー!!!でたでたでた。でたわ。

疾風(はやて)のミザレイ:ないわー。ない。ないわー。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ま、じゃあ、そういうことで、お先に「くっころ」失礼しますね。

疾風(はやて)のミザレイ:まてよ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:なんですか?

疾風(はやて)のミザレイ:エルフだから。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:え?

疾風(はやて)のミザレイ:私、「エルフ」だから。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?え?

疾風(はやて)のミザレイ:超高貴な存在の「あのエルフ」だから。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?なにそれ

疾風(はやて)のミザレイ:絶対私のほうがかわいいから

紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?

疾風(はやて)のミザレイ:エルフよ?だって。不細工なエルフとか見たことある?ないでしょ

疾風(はやて)のミザレイ:だってエルフ全部かわいいから、麗しいから。くっそ麗しいから。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、え、いやいやいやいや。何いってんの?は?え?

疾風(はやて)のミザレイ:あんたエルフ?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:違うけど…。

疾風(はやて)のミザレイ:じゃあ、私のほうが絶対かわいいから。麗しいから。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?

疾風(はやて)のミザレイ:っしゃ、おら。っしゃ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、いやいやいや、何?ねえ、何?それ、え?ちょっとまって。

疾風(はやて)のミザレイ:ごめんね?ほんと、あーごめんね?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、え?ちょっとまって。顔面マウントしてきてる?それ、ねえ。

疾風(はやて)のミザレイ:いや?いやいやいや?ぜーんぜん?マウント?何それこわーい

紅蓮(ぐれん)のローレライ:え?は?え?あれ?なになに?なに?この感情

疾風(はやて)のミザレイ:でもごめんね?多分ほら、やっぱさ、種付けするならさ、麗しいほうにしたいじゃない?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:あ?

疾風(はやて)のミザレイ:だからさ、ごめんごめん、多分私のほうが先に選ばれちゃうからさ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?なに?これ。今まで感じたことない感情芽生えてる。は?え?は?

疾風(はやて)のミザレイ:お先に、「くっころ」いただきますね?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:まてや、まてまてまてまて。おい、まて。

疾風(はやて)のミザレイ:ああ!!!ゴブリンめ!!!!私を辱めるつもりなら……「くっ……ころせ!!」

紅蓮(ぐれん)のローレライ:(「くっっころ」に被せるように)言わせねええええええよ。

疾風(はやて)のミザレイ:邪魔しないでいただけます?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:胸でかいから。

疾風(はやて)のミザレイ:は?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:しかも安産型だし。

疾風(はやて)のミザレイ:は????

紅蓮(ぐれん)のローレライ:私、胸大きすぎて甲冑着れないんですよ。

疾風(はやて)のミザレイ:は?なに?え?胸マウント?でた。でたわ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ごめんねえ、はー、今も肩こっちゃったなあ。あー。

疾風(はやて)のミザレイ:は?え?うざ。え?なに?それ、自慢?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ううん、自慢とかじゃないのよぉ。ほんっとつらいの。あー、困っちゃうなー。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:胸が大きくてもさ、ほんっといいことなんて無いのよ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:足元も見えないしね?ちょっと靴履くのも大変なのよぉ。はあ、肩いたーい。

疾風(はやて)のミザレイ:うっざ!え?うっっっっっっっざ?え?あれ?なに?え?殺意。殺意だわこれ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いいことないけどさ、胸が!どんだけ!大きくても!?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:でもさー、ほら、やっぱり、男の人ってさ。好きじゃない?大きい方が。

疾風(はやて)のミザレイ:はぁーーーーーーあーーーーーーー?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:だから、ごめんね?多分、私最初に、選ばれちゃう……カナっ?

疾風(はやて)のミザレイ:え?ばかにしてる?ばかにしてるでしょ?

疾風(はやて)のミザレイ:ていうか、あれじゃん、見えないし、こっちから見えないし。

疾風(はやて)のミザレイ:ウソついてるっしょ、そんなの。絶対。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:まあ、別に?ウソだと思うならそれでもいいですけどね。

疾風(はやて)のミザレイ:いくつよ?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:え?

疾風(はやて)のミザレイ:どんだけの大きさなのよ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:まあ、ほんのGはあるかな?

疾風(はやて)のミザレイ:ぐっ……。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:あ、エルフさんって、あ、そうよね?ごめんなさい、気づかなくて。

疾風(はやて)のミザレイ:やめろ

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ごめんなさいね?スレンダーな方多いですもんね?

疾風(はやて)のミザレイ:やめろ、おい

紅蓮(ぐれん)のローレライ:おいくつなのかしら?ねえ、疾風(はやて)さん。おいくつなのかしら?

疾風(はやて)のミザレイ:……A

紅蓮(ぐれん)のローレライ:あら。

疾風(はやて)のミザレイ:マイナス……。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:Aマイナス?Aマイナス!?えぐれてるじゃない!えぐれてるじゃなぁい!!!

疾風(はやて)のミザレイ:く、くううううううううう

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ないどころか、陥没してるんじゃなくって?あら、困ったわね、もう

疾風(はやて)のミザレイ:うううううううううううう

紅蓮(ぐれん)のローレライ:でも、仕方ないわよね、ほら、それも個性個性

疾風(はやて)のミザレイ:個性っていうなあああああああ!!!

紅蓮(ぐれん)のローレライ:需要あるわよ、ね、ほら

疾風(はやて)のミザレイ:憐れむなああああああああああ!!!

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ほんっとごめんなさいね、お先に、いただくわね?「くっころ」

疾風(はやて)のミザレイ:ぐううううううううううう……

紅蓮(ぐれん)のローレライ:はあ……祖国もおそらく崩落し、私には帰る場所も守るものもない。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:こんな所で、汚らわしいゴブリンの苗床になるくらいなら……

紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっ………!殺せ!!!」

疾風(はやて)のミザレイ:(「くっころ」に被せるように)私のほうが声かわいい。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?

疾風(はやて)のミザレイ:どう考えても現時点で私のほうが声がかわいい。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、だからなに?え?

疾風(はやて)のミザレイ:男っていうのは、かわいい声が好きなわけ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?

疾風(はやて)のミザレイ:いや、ほんとに。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:なにそれ?

疾風(はやて)のミザレイ:え?もしかして知らないの?あ、男性と付き合ったことない?あ、ないか。ないよね。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?は??

疾風(はやて)のミザレイ:声フェチって多いのよ。ほら、鳥とかもさ、いい声で鳴ける鳥のほうが魅力的じゃない。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:鳥で例えないでくんない?

疾風(はやて)のミザレイ:声ってすっごく大事なのよ。気持ちがぐんっとあがるというか?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?いや、え?なに?え?何マウント?それ何マウント?

疾風(はやて)のミザレイ:声マウントですけど。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:はー?いや、そんな事いったら私、魚捌くのうまいんだけど。

疾風(はやて)のミザレイ:は?なにそれ

紅蓮(ぐれん)のローレライ:知ってる?男の人って、胃袋から掴めっていうのよ。

疾風(はやて)のミザレイ:は?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:魚めっちゃきれいにさばける私。あー、ほんと、ほんといい嫁なれる。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:「あら、ごぶ夫さん?お帰りなさい!今日はね、あなたの為にアジフライ作ったよ」

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ほら、これ。間違いない。ほーら。私の勝ち。あー、選ばれちゃう。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:今年一番嫁にしたいくっころ聖騎士に選ばれちゃう。

疾風(はやて)のミザレイ:ないから。そんなのないから。

疾風(はやて)のミザレイ:そんなこと言ったら私、ホームセンターで買ってきたカラーボックス自分で組み立てられるし。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:なにその需要。

疾風(はやて)のミザレイ:いちいちごぶ夫さんに頼らなくてもいい、良妻だから私。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:いやいやいや、ないわ。それはない。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:そんな事いったら私は、汗のにおいだけでその日の体調とかわかっちゃう系女子だから。

疾風(はやて)のミザレイ:え、なにそれこわ。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ごぶ夫さんの健康管理もできるから。ほら、選ばれちゃう、絶対。

疾風(はやて)のミザレイ:いや、選ばないよそれ。選ばないそんなの。

疾風(はやて)のミザレイ:もういい、強行突破する。「くっ!!!!!殺すなら殺せ!!!!!」

紅蓮(ぐれん)のローレライ:(「くっころ」に被せて)言わせねええええええよ!!!

紅蓮(ぐれん)のローレライ:やめろ?ほんとやめろ?そんなの私も強行突破するわ

紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くーーーーーーー!!!殺すなら殺せぇぇぇぇ!!!!」

疾風(はやて)のミザレイ:やぁぁぁらぁぁぁせぇぇぇぇねぇぇぇぇよぉぉぉぉ!!!!!

0:ここから両者「くっころ」を交互に被せていく。ぐちゃぐちゃでよい。

疾風(はやて)のミザレイ:「くっころ!」

紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっころ!」

疾風(はやて)のミザレイ:「くっころ!」

紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっころ!」

疾風(はやて)のミザレイ:「くっころ!」

紅蓮(ぐれん)のローレライ:はー!?まじ「くっころ!」

疾風(はやて)のミザレイ:こっちのが「くっころ!」

疾風(はやて)のミザレイ:「くっころ!」

紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっころ!

0:ここまで「くっころ」の応戦。どれだけ長くなっても、アドリブもOK

0:ほどよい所でローレライから「ちょっとまって」を切り出す。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ねえ!ちょっとまって!

疾風(はやて)のミザレイ:なによ!!!

紅蓮(ぐれん)のローレライ:なんか聞こえない?

疾風(はやて)のミザレイ:え?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ほら、窓の外

疾風(はやて)のミザレイ:え?あ、ほんとだ。なんか聞こえる。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:ちょっと静かにして。

疾風(はやて)のミザレイ:なっ……

紅蓮(ぐれん)のローレライ:……え?

疾風(はやて)のミザレイ:……なんか「勝鬨(かちどき)」聞こえない?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:「我々は勝った」とか言ってる。

疾風(はやて)のミザレイ:え。

紅蓮(ぐれん)のローレライ:……制圧されたんじゃないの?ごぶ夫さん達

疾風(はやて)のミザレイ:え……

紅蓮(ぐれん)のローレライ:……え。

疾風(はやて)のミザレイ:「くっころ」は?

紅蓮(ぐれん)のローレライ:なし

疾風(はやて)のミザレイ:え

紅蓮(ぐれん)のローレライ:……。(気まずそうな反応)

疾風(はやて)のミザレイ:……。(気まずそうな反応)

紅蓮(ぐれん)のローレライ:……こんなのもう、いっそ……

疾風(はやて)のミザレイ:…ころしてくれ……。

0:赤面し、気まずそうにする二人を後目に

0:戦士たちの咆哮は、牢屋へと近づいてくる。