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無職中年、冒険の書

DAY54 アンダルシアに憧れて⑨ グラナダ

2018.06.14 14:16

グラナダ滞在最終日。

ゆっくりな時間に起きてなおやることはなし。



某モンスターでも捕まえながら歩こうかなと。



まずはアルハンブラ宮殿の、その隣上のカルメン広場へ。

穴場だったらレポートしようとwkwkしていたのですが、穴場ではなく穴でした。

驚くくらい見るべきものなし。


ああ、クジャクが3羽いたのが唯一の盛り上がり。



アルハンブラのフリーエリアに移って細かいところを再度見学。



さてここからが見どころスポット。


① ダロ川へ下る道

アルハンブラのチケット売場から20mほど下ったところにレストランやバルの並びがあります。


そこの間の道を下ると、アルハンブラの城壁沿いをひたすら下って最後丘の下のダロ川に出ます。



このルートは、僕のようにアルハンブラに対して遺跡のイメージを持っている方でしたら城壁観察しながら進めるので、中だけ見てのコレジャナイ感が払拭できるコースです。


つまり、入場口サイドは写真に撮られるアルハンブラではなく、逆サイドのこちら側がフォトジェニックなアルハンブラなのです。




② サンニコラス広場

上記「こちら側」とは、地区名でいうとアルバイシン〜サクラモンテ、です。

丘になっており、アラブ人居住エリアです。

治安がやや悪いと言われていますので夜は自己責任で気をつけてください。


先ほどのダロ川への道を下ったところがアルバイシンの一番下の部分ですので、丘を登りましょう。


すると中腹にある公園がサンニコラス広場です。


ここは、川向こう真正面、同じ目線の高さでアルハンブラを望むことができます。

ああ、この絵面こそアルハンブラ!

少なくとも僕はようやく昨日のコレジャナイ感がなくなりました。


アルハンブラは遠くに在りて望むもの、くらいがもしかしたらちょうどいいのかしら。


広場の真下にはレストランがあります。

正直、市街の相場の倍くらいのお値段はしますが場所代だと思えば安いくらいです。

このアルハンブラをもう少し見ていたいと、ここでビールです。

アルハンブラを見ながら思ったこと。


20歳の頃、まだ新鮮な目と頭を持っていた頃の自分にこの光景を見せてあげたかったな、ということ。


あの頃の自分は何を感じ、若さと勢いで何を持ち帰り何を始めていたのかな、と。


経験と感受性は反比例なのだと思います。

経験を重ねた今の自分が嫌いなわけではないけれど、何の経験値もないからこその驚きはもうなかなか手に入らないから求めたくなるものです。

だから今、旅を続けています。


何も詳しいことを知らないのにアンダルシアという響きの持つ情感に憧れを抱いていた頃の自分に憧れている、というのが現在のサブタイトルの正しい解釈なのでしょう。

そんな物思いにふける昼飯でした。



③ サン・ミゲルアルト

もう一つ見所。

ここはアルバイシンの丘のてっぺんのてっぺん。

そこにある教会の庭?からグラナダ市内そしてはるか向こうを一望できます。

アルハンブラは上から望むことになるので、むしろ街を見るのに最適です。

日本語情報センターの方は夕暮れの時間が最高と言っていましたが・・


こっちの(特に夏場)の夕暮れって21時半くらい。

で、ここの場所が市街からは歩きで30分以上かつやや寂れて治安の雰囲気もうーん。

と考えると、行くなら昼間のほうが安心です。



という感じで今日の歩行距離は8km。

健脚の方はぜひ。



さて夜はNさんと落ち合って飲みに。

ドイツで働いているらしい。

話しやすい人柄のおかげで、お互い結構本音の話が出てくる。


ああ、君も日本のシャカイに馴染んだふりをするには敏感すぎて息苦しかったんだなあ、と、今の僕だから理解できることもある。


ブラジルファミリー、ルイスが「誰だって何かしらの問題を抱えているものさ」とつぶやいていたことを思い出す。



縁がある、ということは、何度も会えることはなくとも、その1回の出会いが何かしら影響して、その後の人生の角度を少しだけ変えることなのではないでしょうか。

だとしたら今の僕たちには縁があったはず。


気づけば4軒4時間。

街灯に照らされて街に浮かぶ大聖堂を見て帰りましたとさ。



君が、正しい意味で頑張れますように。

心からエールを送ります。


<今日のワンポイント経験値>

・スポット紹介で勘弁しておくれなさい


<今日の支出>

・食費 55€

・宿泊 35€

合計 90€


<今日の1曲>

月明かりに照らされて / 山崎まさよし