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マヤ

三代目❤夢小説 『NAOTO編15』

2018.06.14 14:35

退園時間が近づいてくると、園内が慌ただしくなってきた。




直人と隆二はお迎えの邪魔にならないように、隅の方に並んで立っている。




黙って立っていてもどうしてもひときわ目立つ。




園児たちを迎えに来たママたちは、

みんな女子高生のように頬を赤く染め、二人に軽く会釈をして保育園を出て行く。




園児たちも口々に直人たちに声をかける。




「おにいさん、さようなら!」




直人「はい、さようなら♫」




「おヒゲのしゅてきなお兄さんバイバーイ♫」




隆二「バイバイ  笑」




隆二「みんな可愛い〜♪」




直人「やっぱ女の子の方が、言葉もしっかりしていて社交的だね」




隆二「おウチでもマーマとたっくさんおしゃべりするんでしょね」




直人「隆二…」




直人は隆二の肩をポンと叩いて言った。




「ほーら、やっぱママばっかりじゃん…って思ってるんでしょ?」




隆二「…ほんとに、マーマのお迎えがほとんどで」




直人は隆二と肩を組み、保育園の外を指差して言った。




直人「家庭の事情も千差万別なんだ。

ほら!イカツイパパのお迎えが来たぞ!」




園内に、見た目はイカツイが、人の良さが見て取れる満面の笑顔をした男が入ってきた。




陽翔「パパだ!」




隆二「陽翔くんのパパ?」




直人「あんなイカツイママ、いないっしょ?」




「直人!この間はありがとう。隆二さんですよね?」




直人「よっ!お疲れ様」




隆二「あ、初めまして!今市です」




「先日は嬉しいお手紙をいただいて、ありがとうございます」




陽翔の太陽のような笑顔ってお父さん譲りだな…と、納得してしまうくらいに屈託のない笑顔がそこにあった。




隆二「いえ、こちらこそです。今後ともよろしくお願いします」




「ご、ご丁寧にどうも」




直人「ちょいちょーい!二人とも硬いんだよ  笑」




隆二「そーですか?  笑」




「やっぱり緊張するよ  笑」




直人「まぁ、わからんでもないけど」




直人「奥さんどーなの?順調?」




「ありがと、おかげさまで順調だよ」




隆二「陽翔くんのマーマ、どうかされたんですか?」




すると、パパの手の中にいる陽翔が隆二を見上げて元気よく言った。




陽翔「陽翔のママね!赤ちゃんがいるんだよ♫」




隆二「あ…赤ちゃんができるんですね!陽翔くん、お兄ちゃんになるんだ!良かったね♫」




陽翔「ありがと!ひなた女の子がいいな♫」




「ありがとうございます!陽翔、妹がいいって聞かないんです  笑」




陽翔「ぜーったい妹だよ!」




「お天道様にしかわからないよ…っていつも言ってるんですが  笑」




隆二「素敵ですね…」




目の前で太陽の笑顔を見せる親子につられて、直人や隆二も幸せな気分になった。




つづく