つながっている学習。
2018.06.14 15:02
4年生の生徒が、授業開始直前に
だーっと走ってきて、
「先生!広さが10の正方形考えてきました!」
と見せに来てくれました。
つい先週の学習内容で、
「全部完璧にできている必要はないけど、
興味があったらお家で考えてきてみてもいいよ。」
ということで先週終えていた内容でした。
きっと、親御さんが興味を持ってくださり、
一緒に考えてみて下さったのかもしれません。
実際、これは一瞬大人でも考える問題だと思います。
この子は、私のピアノ仲間の一人でもあり、
密かにライバル心を燃やして私も練習しています。笑
そして、生徒よりははるかに下手であり、
イメージ通りに弾けない・・・と悩んでいますが、
生徒たち自身も「イメージ通りに解けない」と
悩んでいるのだろうなと思ったりしながら
指導を行うことも結構あるものです。
私にとってできないこともありますから、
それをできる生徒を尊敬しもしますし、
もし生徒ができないことがあれば、どうしたらいいかを
私自身も一緒に考えたりもします。
教えたたり、教えられたり、いろんな時間を過ごすと、
学ぶということがどういうことなのかということについて
究極的な問いを常に考えさせられる日々です。
しかし、重要なことは、
”学習がつながっている”という感覚でしょう。
あるものを、別のタイミングで考えてみる、という機会と
言い換えてもいいかもしれません。