【教育改革】未来と、今をつなげる
こんにちは、勉強犬です。
今回は真面目!特集【教育改革の波!シリーズ】です。
今回のテーマは「英語」。
●英語は2020年から中学・高校同時に新学習指導要領を実施!?
2020年はオリンピックだけではありません。
センター試験が廃止される大学入試改革も前後に控え、
教育業界も激変をする年になりそうです。
その代表的な科目が【英語】!
今まで2技能(読む・聞く)だった英語教育が、
本格的に4技能(読む・聞く・書く・話す)必須になっていくのはもちろん、
それに伴って小・中・高・大で大きな英語改革が行われます。
本日はその中でも知らないと損をする2つをご紹介しましょう。
●英語の成績が小学生からつきます。
今までは小5・小6で「外国語活動」として成績もつかず楽しむイメージだった英語が、
2018年度からは「教科」に加わり、成績がつくようになり、週2回行われます。
今までの「外国語活動」は、小3・小4で実施されるようです。
週2回のペースですから文法は小学生のうちに現在の中2ぐらいまでの内容まで進む予定だといいます。
本来であれば2021年(5年毎)予定の中学校教科書改定も、
これが理由で英語だけは2020年の中学教科書改定になるんじゃないかと言われています。
ちなみに中学では英語の時間中、オールイングリッシュで授業が行われる予定です。
プレゼンの時間などが盛り込まれ、教科書も大幅に変わります。
●大学入試から英語がなくなります。
教育改革プランの目玉が、
センター試験の代わりの「大学入学希望者学力評価テスト」、
そして、各大学が行う「学力評価テスト」の2つのテストの仕組みでしたね。
実はその教育改革プランの中に「英語」に関わる大きな変更点が示されています。
それが、「民間の資格制度の活用を検討する」。
そして実は教育改革を前にすでに一般入試で利用を始めている大学が多くあります。
首都大東京(2015~英検など)や筑波(2019~英検など)を始めとした国公立はもちろん、
上智や青学(2015~TEAP)、立教(2016~英検など)、早稲田(2016~センター利用入試で英検など)が有名所です。
4技能をバランス良く評価できる「英検」や「TEAP」、「TOEFL iBT」「GTEC」などの検定試験が今後大学入試の主流になるかもしれません。
しかもこれらの検定は「2年間有効」。
つまり、高2の夏にこれらの検定を受検して合格点に達すれば、
高3生の間は一般受験用の英語の勉強はしなくていいことになるのです。
その時間を他の科目に使えるわけですね。
詳しくは4技能サイトを参照。
●未来と、今をつなげる。
長々と説明をしましたが、
大切なのはこれらの情報を踏まえて、今どうするか!です。
おそらく今これを読む多くの生徒・保護者のお子様が、
上記の仕組みで大学入試へ挑んでいくことでしょう。
「英語が得意だと大学入試で裏技が使えます」
それが合言葉になりそうですね。
受験も準備が大事。
情報をしっかり取り入れて、
自らの道を明るく照らしましょう。