黒種草 Love in a mist
http://honeyplaza.fc2web.com/05_gatu/nigera.html 【ニゲラ 黒種草、黒種子草(くろたねそう)】より
庭のニゲラ、細い葉を茂らせ、花冠のシベの構造が、ニョキニョキ何ともユニークで、賑やかなたたずまい。
4~5cmの花冠、白、桃、紫、青の八重咲きの花で、一寸変わった花姿。
細い葉は細かく裂け、糸状になって茂らせ、長いトゲ状の羽状複葉で、小葉は糸状に細裂します。
細い草茎の頭頂の花冠が、風に吹かれて、ゆ~らゆら、この季節にお似合いの花です。
この花は、花姿、葉に特徴があり、少し変わった形をしており、ミステリアスな花姿です。
ニゲラとは「黒い」という意味、種子が熟すと、光沢の有る黒い種が生り、黒い種から和名を黒種草と言います。
ニゲラ/黒種草、黒種子草(くろたねそう)
科名・属名 : キンポウゲ科、 ニゲラ属
花弁は退化、花弁に見えるのは萼片
松葉状、長いトゲ状の羽状複葉、小葉は糸状に細裂
ハーブとしても利用
花冠 4~5cm
花色 白、桃、紫、青等、八重咲き、単咲き有り
雌シベは五本、雄シベの花糸は花冠上を伸張
風船状に膨らんだ大きな実、種に光沢が有り、黒い小種
種子はイチゴに近い芳香
種には、ダマセニンと言うアルカロイドを含有、取り扱い要注意
和名 黒種草(クロタネソウ)
原 産 地 : 地中海沿岸
性 状 : 耐寒性一年草
開花時期 : 5月~6月
樹高・草丈 : 40cm~80cm
花径・房径 : 4cm~5cm
花 色 : 青、白、桃色など
花 言 葉 : とまどい、困惑、
不屈の精神
撮影月日 : 2008.5.23
撮影場所 : 宗像市内
雌しべが花冠上をクニャクニャ、雄しべの花糸が花冠上に広がる、ファンシーで繊細な草姿にも興味津々。
https://f-bouquet.com/blogs/journal/nigella 【実へと変化するニゲラ】より
Raptureのメイン花材の1つであるニゲラ。
Raptureは白のバラによってしっとりとした質感が表現されていますが、それに繊細さをプラスしてくれているのがニゲラです。
ニゲラは、地中海沿岸や西アジアを原産国としたお花。
線が細くて繊細ながら、意外と寒さに強いお花です。
花びらのように見えるのは萼(がく)で、それを糸状の細い葉が覆っています。
本当の花びらは退化していて、なくなってしまっています。
青、白、ピンク、紫色、緑といった色のバリエーションがありますが、Raptureでは青や白のニゲラを使用し、朝日の差し込む窓辺や空をイメージしています。
さらに、萼ははらはらと落ちやすく、そこも含めて繊細なニゲラですが、
萼が散ると真ん中の部分が風船のようにぷくっと膨れてきて、ツノのようなものも生えてきます。驚かれるかもしれませんが、これはニゲラの実です。
ニゲラの実は、それ単体でもお花屋さんで売られていることもあります。そのままドライフラワーにして楽しんでいただくことも可能です。
その変化も含めて、ぜひ楽しんでみてください。
ニゲラの花言葉は「夢の中の恋」「夢の中で会いましょう」「ひそかな喜び」「深い愛」。柔らかく繊細な印象のお花にぴったりな花言葉ですね。
ぜひRaptureでこの魅力を体感してください。
https://f-bouquet.com/blogs/journal/rapture_anotherstory 【"Rapture"のアナザーストーリー】より
しっとりとした質感を思わせる"Rapture"。
「with rapture」は「うっとりとした」という意味ですが、その名の通り、うっとりと見つめていたくなるような、気持ちを豊かにしてくれる花束です。
メインの花材は「ニゲラ」と「バラ」。
ニゲラは様々な色がありますが、青や白の色味をチョイスすることで、花束全体の優しい雰囲気を引き出しています。
糸のように細い葉が互い違いに生えていて、繊細な印象も与えてくれるお花です。
花びらのように見える萼(がく)もとても繊細で、はらはらと落ちやすいですが、萼が落ちきっても糸のような葉がとても個性的でそれ単体でも魅力的なので、長く楽しんでいただけます。
バラは、白のスプレー咲きの物をチョイス。花の部分が丸っこくて可愛らしいバラなので、いわゆる一本咲のバラと異なる雰囲気を楽しんでいただけます。
"Rapture"は、贈って喜ばれる華やかさもありながら、とても生活に馴染む花束です。
受け取った方の日々の生活が、少しでもより豊かなものになるように、願いを込めて。