全体性の中での自分の命
僕らはみんな生きている
生きているから歌うんだ
僕らはみんな生きている
生きているから悲しいんだ
手のひらを太陽に透かしてみれば
真っ赤に流れる僕の血潮
ミミズだって
オケラだって
アメンボだって
みんなみんな生きているんだ
友達なんだ
作詞 やなせたかし
この歌は
みんな知っているのではないでしょうか?
でも、この歌を
本当だとは思っていないのでないでしょうか?
生きているから
喜びも悲しみも生まれる。
喜びだけでは生きていけない。
だって喜びの裏には
悲しみも生まれるから。
光の裏には
影があるから。
生の裏には
死があるから。
どちらもあるから
生きている。
そして
生きているのは
人間だけじゃない。
私だけじゃない。
あなただけじゃない。
ミミズもオケラもアメンボも生きている
トンボ、カエル、ミツバチ
みんな生きている。
草・木・花・土・微生物
みんな生きている。
みんな生きいているから
動いているから
私も
あなたも
全ての人間が生きていられる。
もし、この地球がなくなったら。
私たちの肉体は維持できない。
一見必要じゃないような
トンボも、カエルも、ミツバチも
地球にとっては必要不可欠な一部。
でも。それは人間もそう。
なに1つ欠けていいものはない。
これが全体性。
この全体性の中で
自分がどう生きるか。
これが使命だと私は思っている。
私の使命は、
情熱的に、
あるがままを体感しながら、
愛と笑いに溢れた社会を創造すること。
全体性のなかで命をこうして使いたい。
誰1人
欠けていい人はいない。
花が咲いて(生きて)いるから
食物が成り、私たちが食べられる。
土が肥えて(生きて)いるから
木が育ち(生きて)空気が整う。
昆虫や動物が(生きて)いるから
土が肥え、花が咲く。
誰1人欠けていい人はいない。
でもそれは
私たちが悪人だと思う人だってそう。
環境破壊する人間だってそう。
表裏が一体のように
正義の主張を強くするだけ
悪人はそれだけ多く生まれる。
昆虫を食べる鳥は悪人なのか?
台風を起す風は悪人なのか?
ウサギをハントするライオンは悪人なのか?
果たして正義とはなんなのか?
ただ一つ思うことは。
あなたは(私も)
全体性のなかで生きてることを
もっと自覚しろ!
ということ。
隣の国の人がいなくなって
奪うものがなくなった時
どうやって生きるつもりなのか?と。
木や
花や
土や
動物がいなくなって
自然がなくなってどうやって
あなたは(私は)生きるのか?と。
私は
一人一人が
情熱的に、
誰も否定されることなく
あるがままを体感したら
愛と笑いに溢れた社会になると信じている。
みんなが
多様性の中で生きていると
全体性が当たり前に保たれると信じている。
犬が犬のままで
猫が猫のままで
鳥が鳥のままで
土が土のままであるように
あなたがあなたのままで
私が私のままで生きることが
それが自然。
それが当たり前。
それが生きるってことだと信じている。
社会に指示させた
人に指示された
親に指示された
会社に指示された
他者にコントロールされた生き方は
ロボットだってできる。
私たちは人間なんだ。
人間だからこそ
一人一人違うんだ!
だからすぐ
自分自身だけでも
自分を受け入れることが大切。
自分を否定しないことが大切。
自分を愛することが大切。
そのために