No.32 セレクトシリーズ ミュウツー
【全国図鑑No.0150】【タイプ:エスパー】
幻のポケモン・ミュウの遺伝子をもとに、
遺伝子操作によって作り出されたポケモン。
絶大な戦闘力とサイコパワーを持ち、
ゲーム「赤・緑」の時代では無敵を誇った事から現在までその人気は衰えない。
映画「ミュウツーの逆襲(同「EVOLUTION」)では主役。
アニポケ時空にも映画と同一の個体が存在する。
映画「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」で登場したのは別個体。
発売日:2013年7月13日
価格:760円(税抜き)
シール数:4枚(目・腰内側)
いでんしポケモン、ミュウツー。
幻のポケモン・ミュウの遺伝子から生まれた、人造のポケモン。その全能力を戦闘に特化させ、持つパワーは計り知れない。
現在でも、伝説のポケモン達の代表として君臨しているね。それだけインパクトが大きいと言うこともあるんだろうけれど。
・・・でも、その目はどこか悲しげだ。作った科学者達も、彼の制御をできなかった。
「命」ある存在として生まれた以上、その存在に今も悩み続けているらしいんだよね。
'13夏、映画「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」が公開。
のちの「メガシンカ」展開にも繋がるこの作品、主役はゲノセクト達と本作で「覚醒」(メガシンカ)を果たしたミュウツー。
赤いゲノセクトは先に登場していたため、ミュウツーが映画公開とほぼ同時発売となりました。
リザードン、カイリューと「赤・緑」からの立体化が続いたこの年のポケプラについに現れた大御所。相当の苦労があったものと想像されます。
ともかく、本作を持ってポケプラアクションは「全身フル可動」に移行。長きにわたって使われてきた紙シールも本作がラスト。
ポケプラは一つの転換期を迎えます。
そんな転換の直前とも言える本作は、全身可動と連動可動が高次元で両立した一作となりました。
成形色の紫が若干濃いものの(紫色の成形は結構難しい模様)、無印ポケモン特有の構造で配色は少なく、余った部分に「可動範囲の向上」を詰め込む事ができました。
プロポーションとしては現在の(本年にアニメ公式絵が再び書き換えられた後の)スレンダーでちょっと目が優しい感じです。
のちの「EVOLUTION」だと若干目つきがきついCGですが。
意図的に組みは甘くなっていますが完成。
立ち姿の都合上ポケプラスタンドがないと立ちません。
シール。目と尻尾内側のみ。
ポケプラアクション:尻尾を上げると右腕が上がるぞ!
そして全身フル可動(頭・左腕・両肘・両手首・腿・膝・尻尾後端)。後年メガシンカシリーズ以降との違いは肩のスイング・開きが無いことくらい。
人型ポケモンの可動については本作で完成したと言えます。
頭は首の後ろの管がボールジョイント接続されており、左右に加え上下にもある程度動かせます。
縦箱セレクト・・・760円シリーズはセレクトピカチュウまでお休みです。
箱・再販など
「BW」最終作でした。この後にセットは出たけれど。
写真はありません(当時のポケモンセンターは写真撮影不許可の場面もあった)が、公開当時はポケモンセンターにも過去の進化シリーズが一斉再入荷したもの。
箱は映画「神速」箱、「XY」、「XY&Z」(2016年6月再販分)、「サン&ムーン」(2016年10月、2017年7月、2018年3月・6月再販分)、同青箱(2018年12月・2019年3・6月再販分)、新アニポケ(2019年11月・2020年3月、2021年1・6月再販分)、新アニポケ後期(2021年9・12月再販分、それ以降)、リコロイ(2023年9月再販分以降)。
リコロイ箱の登場でバリエーションは8箱となり歴代最多クラスへ・・・
ちなみにリコロイ箱ではアニメロゴがクイック!!・再展開準拠の左上になり、アニメロゴがあった場所に「道具不要のプラモデル」表記を追加。
今までの箱と随分と異なる印象を受けます。
・・・大分詰まったけどそれでも書いてあるのよねリザカイ進化セット表記・・・
「神速」箱(左)のみ、箱側面のレイアウトが若干異なります。2013年シリーズの都合上、それ以外の箱シリーズ判別は天面のみで可能です。
2018年12月再販分は同青バンダイ箱で登場。青バンダイ箱での変更は共通事項のみ。
その後2019年3月に再販、2019年6月再販分は前月スライドのため箱変更無し。
新アニポケ箱になって対象年齢表記を追加。
神速箱とその後箱の最大の違いはこちらの側面。「神速」箱は映画「神速」のストーリーになっています。
同年映画セットは「赤いゲノセクト&ゲノセクト&ミュウツーセット」。
ミュウツーの仕様は共通です。
再び劇場の主役として躍り出る「ミュウツーイヤー」の2019年には2回目の映画セットである
新アニポケ箱とリコロイ箱は「バンダイホビーサイトキッズ」の有無でも判別可能です。