No.04 セレクトシリーズ ルギア
【全国図鑑No.0249】【タイプ:エスパー・ひこう】
深い海底の底で眠る。
ルギアが羽ばたくと4日嵐が続くと言われている。
映画「幻のポケモン ルギア爆誕」、「みんなの物語」主役ポケモンの一匹。
「光輪の超魔神 フーパ」にも客演。
新アニメ「ポケットモンスター」では二人の主人公・サトシとゴウの出会いを演出し、
以後も何度か登場した。
発売日:2009年11月
価格:760円(税抜き)
シール数:5枚
元記事:「タガネのポケプラジャーニー2017」Report46
ジョウト地方の伝説ポケモン、ルギア。
「海の神」とも呼ばれる。普段は深い海の底に暮らしていて、必要とされた時に姿を現すんだ。
伝説のポケモンには珍しく、子供を連れた姿も確認されている。潜行のみならず飛行能力も高くて・・・その力を狙う悪人も後を絶たない。
近年では、「風」を操る伝説のポケモンとしての側面も持つようになったね。海と空、どっちが暮らしやすいんだろう。
下箱。
「ダイヤモンド・パール」生産分のカラー箱がまぶしい。「プラモデル専用ペン」というのはもちろんガンダムマーカーのこと。
2009年、「ハートゴールド・ソウルシルバー」のポケモンをラインナップしてきた初期5作、初のセレクトシリーズはルギア。よくよく考えるとこのあたりはアニメとの連動を想定していなかったりして。
「進化シリーズ」と「セレクトシリーズ」の初期2枚看板がここで確立されます。
正直に言えば、単体での入手難易度が一時期非常に高かった一作。
管理人も収集始めて以降、のちの光輪セットまで実物を見ることはありませんでしたが・・・「キミにきめた!」公開直前に偶然まんだらけで見つかるという幸運を得ました。
のちに、光輪セットでパールVer.になったあと映画「みんなの物語」での再登場を記念して念願の再生産。同年の映画商品となります(下記)。
発売から9年、再び「爆誕」したのです。
これ以降、新アニメ「ポケットモンスター」でもサトシとゴウの出会いの象徴となったりもして・・・汎用ロゴ以降は定番再販の一つとなりました。
8th再販では最古の一作です。
日本製ロゴ(ホビーセンターの写真)。「ベストウイッシュ」2012年シリーズまで続きます(ファーストピカチュウ・ビクティニのみ後々まで残ります)。
現在は青バンダイロゴ(バンダイスピリッツ。ファーストピカチュウ青バンダイ箱)・・・
また、右面の巨大なガンダムの画像については画像加工で削除されていることがわかります。
左が通常版、右が光輪セット。
通常版は本来のルギアなので・・・真っ白な成形色。
青部分は軟質PSを使っている・・・ように見えて普通のPS。目の後ろなどがかなりとがっていますので注意。
シールは目と口の中のみ。光輪セットのホイルシールから持ってきました。
ポケプラアクション:頭を動かすと翼が羽ばたくぞ!
他、口の開閉、足・足首・尻尾の可動とロール。
ポケプラスタンドは立ち用・飛翔用の2パーツ存在し(ポジション替えなどではない)、状況に応じて適宜切り替える形となります。
・・・が、立ち用スタンドがなくても自立します。
尻尾。飛翔スタンド使用時は尻尾を伸ばして開いた部分に引っかけ。
当時どころか前半期のポケプラの中では圧倒的な可動範囲を持っていますが、
ホウオウが可動を極力廃したディスプレイモデルにしてアクションもスプリング可動に頼ったのに対し、ルギアは当時の基準で考えられるだけの可動範囲を詰め込んでおりそのコンセプトは真逆。
ポケプラと言うシリーズを作るに当たっての方向がまだ定まっていなかったのかもしれません。
初期ラインナップだったので実際の意見を聞く余裕もなかっただろうし。
箱・再販など
気がついたら無くなっていた印象があります。
箱は「ダイヤモンド・パール」、映画「みんなの物語」特別仕様(下記)、汎用ロゴ、新アニポケ、新アニポケ後期。
「ベストウイッシュ」もたぶんあるでしょうが明確に確認したことはなく。
「XY」箱は確認した限りありません。ホウオウはあるのですが。
セットは同年に「ホウオウ&ルギアセット」が出ました。
のちに2018年7月、映画「みんなの物語」でのルギア再登場を記念してまさかの再販がなされました。
2019年8月には汎用ロゴになって再販されましたが天面レイアウトは「みんなの物語」版のままです。対象年齢表記追加。
2019年11月には新アニポケ箱に。その新アニポケには早速の登場を果たしています(再放送含め現在3回)。
2020年11月、2021年6月に再販。
新アニポケ後期箱では他の伝説ポケモンと同様に2021年9月、2021年12月に再販。
映画「光輪の超魔神 フーパ」公開時には、光輪セットの一部としてパールVer,が発売(右)。
全身をパール成形にし、シールを紙→ホイルシールにアップグレードした決定版です。
この年に「おでまし~」した伝説のポケモンでは唯一立体化されていたことによる事実上の再販でしたが、この方向性が2年後にキミきめセットをはじめ、後年の再発売キットに引き継がれることとなります。
「みんなの物語」特別仕様(2018年7月再販分)。同映画で再び登場したことを記念し、まるで新商品のように登場(購入難易度はあまりにも高かったけれど、というかこの再販分も自分も購入したとき含め2回しか見たことがない位の瞬殺)。
映画ロゴの関係で、縦箱セレクトとしては珍しく名前が横にずれました(その後の再販でもレイアウトはこのときと同じでずれたままです)。
ポケモンファンで確認したところ、仮想「XY」箱では「接着剤や道具はいらないよ!」の上にアニメロゴが配置されていたのでだいぶん別仕様感があります。
箱側面。
こちらも「みんなの物語」の公開を記念した仕様となっており、ポケプラロゴも名前も横にずれています。
再販時点では既に公開済みの映画の公開日時が書いてあるとなんだかガンプラ・「ガンダムAGEIIマグナム」のような効果を狙っているかのようです(あちらも初回版では「ビルドダイバーズ」放送日時を記載)。
側面のランナー画像消失や警告表記追加、下箱が無地になるなど、「ダイヤモンド・パール」→「XY」箱での変更点は全て受け継いでいます。
なお、「ダイヤモンド・パール」後期に追加されたポケプラ商標登録に加え「ピカチュウプロジェクト2018」表記もあったり。
もちろん中身は変わりません。シールは紙のままです。
・・・あと、あまりにも些細な部分として。
下が「みんなの物語」版。説明書の表記が異なります。完成後シールを貼ることになっており・・・実際の説明書には変わりが無いのでちょっとしたミステリーです。
初期仕様はこうだった・・・とか?