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コワーキングのリサーチで再認識させられた、不動産安定収益の為のキーワード

2018.06.15 02:21

とある一棟ビルの収益拡大の為の企画のお声がけを頂き、現在、市場調査をしていますが、その中でコワーキングスペースでの活用について色々考えています。


コワーキングのメリットは沢山あるのですが、デメリットも沢山あり、色々悩むところです。以下、殴り書きですが、


<メリット>


<デメリット>


こんなところでしょうか。

結論、業種・用途・頻度によりけりといったところですが、少なくとも我々不動産業には向かないとも思われます。


以上。で、終わってはいけないんですね。

スタートアップに力を入れている福岡ではここ3年ぐらいでコワーキングがどっと増えた印象ですが、これからは空席、供給過多になる可能性も十分ありえます。


ということは、既存も新規も、何かしら特色を出していかないと生き残れないということです。例えば、今、コワーキングは天神・博多で群雄割拠の中、今宿の海が一望できるSALTを運営する福岡移住計画さんなんかは非常に上手いやり方をされているなと思います。事実、フロア拡張しても満席のようです。ロケーションだけでなくもっと沢山工夫されているのですけれど。


そこで、新たな企画を打つために色々考えていかなくてはならないのですが、やっぱり行き着く結論はいつもこれです。


「特色を出すには金がかかる」

不動産にかかわらず、なんでもそうなんですけどね。


でも金があれば苦労はしません。

金をかけたくないなら、手間と愛情をかける必要があります。


そのためのキーワードの1つが、メリットにもあった「コミュニティ」です。

良いコミュニティができれば、それ自体がブランド可する。もちろん時間はかかります。でもコツコツとそれを実践して、安定した収益化へとつなげているオーナーさんを何人も知っています。


じゃあいつもいつも、居住者間の飲み会やイベントを開いて交流を活性化すればいいのか?それも一つの手段ですけど、それだけではダメです。長続きしません。


"良いコミュニティを継続させるための仕組み作り"


これが一番大事ですし、今後の不動産活用におけるひとつの重要なキーワードになってくると思います。