IT眼症
2018.06.15 04:28
当院に来られる方にも眼精疲労でお悩みの方が多く、目が疲れる・首が痛い・目がかすむ・充血する・頭痛といった症状をよく聞きます。
IT眼症とは、近年のディスプレイ作業の多様化に伴い、IT機器の長時間使用による肩こり・首こり・眼精疲労をいいます。
テレビ・パソコン・スマートフォン・ゲームなど、年齢問わず日常で誰もがIT機器を使っています。
大人だけでなく、最近は小学生でもスマートフォンを使用していますので、子供の目の影響が危惧されています。
20代で老眼になる方も珍しくなく、スマホ老眼とも呼ばれているようです。
パソコンの画面はまだ大きく目からの距離が40~50㎝程ありますが、スマートフォンの場合は20㎝弱程の近見視で見ています。
人は遠くを見ている時、瞳孔は開いていてピント合わせは弛緩している状態ですので、目は休んだ状態です。
しかし、近くの物を見ている時、瞳孔は小さくなって縮瞳し、寄り目になります。
常に近くを長時間見続けることはピントを調節する神経にかなり負担をかけることになります。
この神経は脳神経の一つですので、常に緊張状態では頭が休まりません。
症状が進めば、目の違和感だけではなく、倦怠感や不眠症・うつ症状など身体全体に影響を及ぼしかねません。
鍼灸治療は目の周りの筋肉をほぐすだけではなく、脳を休めるセロトニンなどが分泌されますので、眼精疲労には大変効果があります。
目の疲れを感じる方、当院の「肩こり・眼精疲労治療」コースを是非一度お試し下さい。
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