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OHARUのマルティニーク生活

Ti nain

2018.06.15 15:07

先日ゴリくんが、またまた道端でバナナを拾ってきました!しかも房ごと2本。


前回拾ったのは結局実が未熟すぎて食べられませんでしたが…(▶︎前回の記事はこちら)、今回のは十分大きいから食べられそう✨

誤解を招きかねないので一応ことわっておきますが、そんな頻繁に道端に転がっているわけではないですよ、バナナ。笑


これは多分収穫したバナナを積んだトラックから落ちたと思われしもの。

強運の持ち主、ゴリくんです。そして運転中にそれを見つける視力の良さ。

▲房から切り取ったらこんなにありました。しばらくバナナ買わなくていいよね。


早速ゴリくんが晩ご飯に、「Ti nain(ティナン)」という茹でバナナを作ってくれました。


Ti nainの「Ti」は「Petit(e)」の略、 

「Nain」は「Banane」の略だそうです。

でも直訳すると「小さな小人」という意味。なんじゃそりゃ?笑

マルティニークではもともと茹でて食べるための「Banane jaune」というバナナも売っていますが、Ti nainはデザート用のバナナが熟す前の青い状態で調理します。


▼こっちがBanane jaune。Ti nainよりも茹で上がりが黄色くて、バナナ独特の香りと甘みが強いです。

鍋にバナナが浸るくらいの水を入れたら…

塩、にんにく、Bois d’Inde(ボワダンド)の葉っぱと実を入れます。

▲これがBois d’Indeの葉。マルティニークでは煮込み料理などの香り付けによく使います。イメージとしてはローリエのような感じかな。

▲こうして小瓶に入ったものがスーパーでも売っています。黒胡椒のような見た目で、とってもいい香りがするんです。葉っぱよりややスパイシーな香り。

▲バナナがくっつかないように油を少し入れて、あとは柔らかくなるまでグツグツと煮るだけ。皮ごと茹でても、皮をむいて茹でてもok👍

変色を防ぐためにレモン汁をちょっと加えると良いそうです。

▲茹で上がり〜✨Ti nainは専ら干しダラと一緒に食べられます。

写真は加工品のChiktaye de morueという、干しダラに玉ねぎや人参やにんにくなどを入れてオイルと酢で和えたもの。


そして、Ti nainには植物油を垂らしてレモンを絞ったり、ヴィネグレットをかけて食べるのが一般的。

…ですが、

ゴリくんの家では植物油とお醤油をかけて食べます。笑


実はバナナがあまり好きじゃない私ですが(せっかくマルティニークにいるのに…😭)、Ti nainは大好き!めっちゃおいしい!

バナナというよりお芋に近い感じです。



余談ですが、このTi nainはもともと「貧乏人が食べるもの」と言われていました。

昔は十分な大きさになっていない青バナナはタダでもらえるものだったからだろう、とのこと。牛のエサにも使えるし、昔は農家から無料でわけてもらえたそうですが、今では熟したものと同じ値段でスーパーで売られています😅

▲残ったTi nainを翌日のお弁当にする、とお弁当箱いっぱいにバナナをギューギュー詰め込むゴリくん。日本では考えられないですよね、バナナ弁当。待ちに待った給食の時間、お弁当箱を開けたら、バナナ!とか。笑😂


去年の「なべんとう」に続き、また新たな弁当が生まれました。ばなんとう。

もしまだ熟していないバナナが手に入ったら、ぜひお試しください、ばなんとう。




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