学校を変えるために意見しつづける。
先日の「校則」講演会での高校生の意見発表を紹介します。
私は髪型をその日の気分で決めているが、去年の11月ころから毎日シュシュ (髪を束ねる飾りゴム) をつけスカートを一回折っているだけで、9回も先生に呼び出しを受けた。ボサボサの髪や黒の汚らしいゴムで髪を結ぶより、可愛いきれいなゴムで髪を結ぶほうが身だしなみが整っていると私は思う。
先生になぜ駄目なのかと理由を聞いたところ、「ルールだから」、「シュシュは華美で目立つ」「地域から国際はそういう学校と思われる」、「学校におしゃれは必要ない」と言われた。
人を見た目で判断してはいけないと教えている先生から、見た目で判断する言葉が返ってくること、ルールがある理由を聞いているのに「ルールだから」と理由になっていない返答をしてくることは、おかしいと先生に伝えた。すると「校則を承諾した上で、この学校に入学してきているんでしょ」「校則は社会に出た時に敷かれたレールから外れないためにある。あなたの行為はわがままがだ」、「あなたのわがままが学校のイメージを落とす。従ってもらわないと困る」と言われた。
校則は社会通念上認められるものでなければならないとされている。高校生らしくとか、 華美だから、周りからの眼などというのは曖昧で説明がついていない。私は問題行動をしているわけではない。ただ髪を結んだりリップを塗ったりスカートを折っているだけで酒を飲んだりタバコを吸ったわけではない。毎日頑張って勉強し、部活や自主練、家での料理や洗濯、大好きなダンスまですべて日課として行っている。髪を結ぶ行為だけで9回も呼びだされ、毎回いろいろな先生から同じ話をされなければならないのか。先生の都合を押し付けているようにしか私には思えない。時代に添っておらず勘違いをしているように感じる。
今回も私の意見は聞きもしないと思うが、言葉にしなければ何も伝わらない。高校生は3年しかなくすぐに終わる。後悔しないように、思っていることをしっかり伝えたい。学校を変えるために意見しつづける。