しあわせの踏切(日高本線)
素敵な踏切を見つけました。花の季節は楽しいですね。
勇払原野の木々に覆われ、国道からは見えない農道の踏切。「撮ってください」と言わんばかりの位置に、白い花が咲く大きな木がありました。ここは車もほとんど通らない場所。気兼ねなく、じっくり撮れます。(2023/5/13)
近寄ってみると、こんな花。エゾヤマザクラが終った頃に咲き始める白い花。桜のように見えますが、品種がわかりません。
日高本線は、日中は5往復程度。今回は11時前後の往復を撮るつもりで来ました。鵡川行をここで撮ります。望遠で構えました。順光で列車に光も当たるし、まずまずかな。
鵡川からの返し(苫小牧行き)が30分後にやってきました。少し花に近寄って、列車をブラしてみました。うん、花の存在感が増した感じで満足しました。次の列車まで一時間半。とりあえずこの場を離れました。
いつもの、浜厚真の国道から、発電所バック。勇払原野の木々も葉が出て、少し色がついてきました。しかし、新緑としてはイマイチですね。12時台の鵡川行です。
返しはすぐにやってきます。とりあえず浜厚真駅。雲がいい感じなので、ここで返しの苫小牧行を撮ることにしました。
雲は刻々と流れていきます。雲フェチの私としては、この雲はかなり上位ランクです。
楽しみなお昼です。勿論、鵡川の秀来で、天塩もやしラーメン。今までで食べた塩ラーメンの中では、ここが北海道でいちばんです。
帰る途中、14時台の鵡川行を再び、白い花の踏切で。先ほどより更に花に寄って撮りました。うん、花が更に引き立って、列車とのバランス良しです。これがいちばん!と納得して、鉄散歩を終えました。
春の日高本線。思いがけず、いいものが撮れました。白老鉄日記vol.127「しあわせの踏切」でした。