Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Follow your heart

パリで餅を売った女

2018.06.16 11:44

                               ☆







わたしの知り合いの友達は、




パリに行ったとき、お金を盗まれたそうです。















経緯はよく分からないのですが、




彼女はそれで日本に帰れなくなってしまったそうなんです。




















ここからがびっくりする話なのですが、




日本に帰るお金のなくなった彼女は、




パリの道端で、日本の餅を焼いて売りはじめたそうです。




(醤油にのりを巻いたやつ)
















ホットプレートで餅を焼いて、パリの街の人にむけて売り、




そしてそこで稼いだお金で日本に帰ったらしいんです。




(バーに住まわせてもらったらしい。)


















彼女は何ヶ国語も話せるくらい頭がいいのですが、




お金を盗まれたら、大使館に行く、という、発想はなかったらしいです。



























わたしは、知り合いの人と歩いているときに、




その女性と会ったのですが、




去り際に、




「良い一日を!!!」って言われました!



(しかもちょっとカタコト。ヨイイチニチを!って感じだった。)



















多分、何ヶ国語も話せるので、



「Have a nice day!!!」を直訳したんだと思います。























パリでお金を盗まれて、餅を売るなんて、




そんな物語みたいな話があるのかと思ったのですが、




日本人なのに「ヨイイチニチを!!」っていう人は、




パリで餅も売るよね、って思いました。




























わたしはこの話を聞いたとき、



一文無しになるのも楽しそうだと思いました。
























だって、お金がなくなることって、



可能性に満ちあふれてると思ったから。




























わたしも一文無しになったら、



道で餅を売るような、



素敵な女性になりたいです。