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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission 7-⑨

2018.06.16 22:30

ATSUSHIがジムを去り、トレーナーの指示のもと、臣とRYUJIはそれぞれのメニューをこなしていく。




臣はトレーナーの見守る中、ミラー越しに大きめのダンベルを上げている。





「少し離れます」




トレーナーが携帯片手にジムを出ていくと、

別のマシーンを使っていたRYUJIがすぐに臣の後ろへやって来た。




「なんだ?」




「さっきからなに怒ってんだ?」




後ろからがしっと臣を抱きしめる。




「お前…怖いものなしか?」




「…怖いものがあるとすれば」




「この綺麗な相方を失う時だけ…」




びくっとカラダが反応する。




RYUJIの手にエロスが宿る。




「やめろよ、すぐに戻ってくるぞ…ん…」




「そう言って …カラダは俺を欲しがってる」




「…RYUJI!?」




「!?」




ガチャっと扉が開く音がした。




「いい加減にしろ‼」




思わず声を荒げてしまう。




「登坂さん…!?どうされました?」




臣は、トレーナーにダンベルを預けた。




「…なんでもありません。俺、一回汗流してきます」




「…はい」




RYUJIを見ると、ニヤニヤと悪い笑みを浮かべて、首にかけたマフラータオルで両手を拭いている。




ーこんなところで…信じられない。




ー怒りがおさまらない。




シャワー室へ向かいながら臣は愕然とする。




ーでも、離れられないってカラダが言ってる。




ー怒りを越える快楽があるなんて…




臣だけを満足させるために作られたロボなんだと、改めて実感した。




to be continued…