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マヤ

『W旦那+(プラス)』 the "no" phase21 三代目妄想劇場ショートストーリー

2018.06.17 02:05

「隆臣、アンパンマン出動!」




「はぁーい♪おばしゃーん!シャンシャン🐼とってぇ!」




「リュック下ろすのかい?」




「そーだよ」




「すみません、両手が塞がってて…」




「お安いこったよ‼」




おばちゃんがしゃがんで隆臣のリュックを下ろした。




「パンマンとってくらしゃーい!」




「このアンパンマンの財布だね?じゃ、ここからもらうよ」




「足りるかな?」




「充分だよ」




八百屋のおばさんと頭を引っ付けて、アンパンマンの財布を覗きこんでいる隆臣を見て、臣は肩を揺らして笑った。




バナナやらリンゴやらをいっぱいオマケしてもらって、結構な荷物になった。




「とーしゃん、大丈夫なの?」




「隆臣が真っ直ぐお家に帰ってくれたら、お父さん助かるな」




「じゃ、しゅっぱつしんこーだね!」




「ん!  笑」




隆臣が元気いっぱい声を出したので、行き交う人がみな笑顔で振り返る。




「結構目立ってるし」




臣の上着をしっかり掴んで今度は立ち止まらず、真っ直ぐ自宅に向かって歩きだした。





「偉いぞ、隆臣」





「とーしゃーん♪いっちに➰🐻」





(いつの間にか、とーしゃんって言ってるし…)




つづく