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歌のない歌詞

BOTTLE

2023.05.21 11:58

銀の風が撫でていく

前髪がくずれていく

それはどこか甘いような

柔いような午後


信号待ちを埋めていく

ビルの間駆けていく

無邪気な声の向こう

晴れ間とただ目が合う


目の前を

踊る元素が

あなたと

わかる魔法


100年の

夢を見てるんだ

もう行こう

怖くないさ


どんな終わりを

選びたいのか

気づいていたんだ

本当はずっと


ひどく不完全な

この入れ物を

愛していたんだ

本当はずっと


奇跡が

退屈になって

当然と

呼んだ日を


退屈が

愛おしくなって

その手を

取った日を


この肌の端まで

愛せずにいた夜

一筋の糸をただ

手繰るように生きて


その続きを教えて


どんな終わりを

選びたいのか

気づいていたんだ

本当はずっと


ひどく不完全な

この入れ物を

愛していたんだ

本当はずっと


目の前を

踊る元素が

あなたと

わかる魔法


100年の

夢を見てるんだ

もう行こう

怖くないさ


どんな終わりを

選びたいのか

気づいていたんだ

本当はずっと


ひどく不完全な

この入れ物を

愛していたんだ

本当はずっと