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無職中年、冒険の書

DAY55 アンダルシアに憧れて⑩ グラナダ→マラガ

2018.06.17 20:13

あー、やっちまった。


何事かと。


今日はグラナダを出てマラガへ。

マラガと言っても何か知っているわけでもなく、アンナ姉さんことメイサ(カミーノ編に登場の土屋アンナそっくりの美人さん)が、秋からその街で働くと言っていたのを思い出し、縁と流れで決めるこの旅、これも縁と思って来ただけのことです。



観光スポットなどネットで見た感じでは、寂れた海辺のリゾート、そう、三浦海岸くらいなもんかしらと思っていたわけです(出身地だからDisではないです。事実を述べています)。


バスが着きましたよ。

何ですかこの繁栄。百貨店やショッピングセンターが目を引きます。

海の方へむかいましょう。

何でしょうかこのスーパーリゾート。

三浦海岸なんて言ってすみません。

江ノ島と平塚と辻堂と逗子マリーナを1か所にまとめてもっと綺麗にしたようなもんです。


調べてみたところ

・スペインの中でも消費上位で栄えている街

・ヨーロッパ中から人が集まる有数のリゾート

・ビーチに面してマンション(別荘)が立ち並ぶ高級エリア

だそうで。


なにメイサ、君ベルギーの子なのに親がここに別荘持っててそこに住んで働くっていってたよね・・・

もしかしてお嬢様だったの・・?


は、さておきまして。

イマジン願います。


夏、江ノ島近く、「夜は出会い目的の飲み会もやってるよ」なんてフレンドリーさが売りの安い民宿があったらどうなるでしょうか。

そこに良識と静寂を求めるのは、盛りの時期の猫に鳴くなと言いつけるくらい難しいことだと想像がつくと思います。


はい今日のホステル。

ビーチまで歩いて15分の安いホステル、毎日夜9時からはフリーのサングリアでパーティーやってるよ!ですって。


・・安さだけで選んじゃった・・・


そりゃあ選んだあんたが悪いのよー、少し考えたらわかることでしょうよー、と、いつも言われていることが嫁さんの口調で耳に響きます。

そうです僕が悪いんです。


パーリーに飛び込んでいくこともまあできなくはないですが、若い男女に申し訳が立たないという理由で見送ります。

まあ、外で夏の夜風に吹かれながら1人ゆっくり飲みましょうか。


でもね。

遅くまでうるさいよう・・・

3泊予約しちゃったけどどうしようかただいま絶賛悩み中。


と、やっちまったマラガです。



ところで隣のブースのお兄ちゃん。

話しかけてみた。

たぶん20代前半かな?韓国から来てると。

この街をスタートにして、3ヶ月ヨーロッパ中を1人旅するんです!友達がやったから僕もやるんです!と。

素晴らしいことだね。


でもね、今、夜9時。

早々にブースにこもっちゃった。

もちろんそれは君の自由さ。


でもね。


どこに行ったかだけをスタンプカードのように埋めても3ヶ月後には虚しさが残るかもよ。

上のテラスのパーリーに行くもよし。

話しかけてきたこのおっさんにビールをたかるもよし。

街に出れば韓国の人もたくさんいるからぶらつくもよし。


結果誰とも繋がれなくてもいいから、誰かと繋がろうとすることで自分や社会を感じて見つめなおしてほしいなあ。


カーテンを閉めたブースの中、スマートホンから見えるのはセカイじゃないよ。

と、思ったりしてね。


嫌だ嫌だ中年の思考は説教くさくて。

夜の街で海鮮でビールひっかけて寝ますかね。


<今日のワンポイント経験値>

おっさん1人ではこういう目に逢いますが、以下のパターンにおいてはマラガは最高の休日を過ごせるでしょう。


・30代以上であればカップルで(老夫婦含む)。お金をちゃんと出してビーチ近くのホテルに泊まる

・20代以下であればカップルでなくても出会いを探せばいい。その場合はホテルではなくホステルに泊まるほうがむしろ出会える。


なお、日本語案内や日本食レストランはなぜか他都市より多く見かけます。

僕が知らなかっただけで日本でも有名なリゾートなのかな??

ちなみにフランクフルトからLCCで15€くらいで来れるそうです(Nさん情報)。

適材適所でお楽しみください。


<今日の支出>

・食費 40€

・靴 34€

・宿泊 22€

合計 96€


<今日の1曲>

楽園ベイベー / RIP SLYME