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第282話:ゴーピーがクリシュナの竹笛の音色を讃える(2):ものがたり『シュリーマド・バーガヴァタム』

2018.06.17 23:08

牛飼いの少女たちは

クリシュナについて話し始めるのですが、

主の行いを思い出すなり、

ああ、

キューピッドの力が

彼女たちの気持ちを邪魔して、

語れなくなってしまいました。


頭には孔雀の羽を飾り、

耳には青いカルニカーラ花、

黄金に輝く黄色の衣装、

ヴァイギャーンティーの花輪をつけて、

主クリシュナは、

ヴラジャの森に入るときに

最も偉大な踊り手にふさわしい

超越的な姿をお見せになり、

その足跡で森を美しくします。


主は竹笛の穴を唇の甘露で満たして、

牛飼いの少年たちは主の栄光を歌いました。


...王よ。

ヴラジャのうら若き乙女が

すべての生命体の心を掴むクリシュナの竹笛を聞くならば、

皆互いに抱きしめあって

口々に話します。



…つづく

(10巻21章4-6節)