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白髪染めのアレコレ

2018.06.17 23:41

以前にも書いた記事にあるように

白髪染め=黒染め

ではありません。


白髪染めには大きく3つの方法があります

①白髪を隠す

これは地毛の黒い毛をある程度の明るさまでは茶色にできます。それと同時に白髪も同じ明るさの茶色に染めることができます。

【メリット】完璧に白髪に色が入るため完全に隠せます

【デメリット】白髪量が多いほど根元が伸びてくると白髪が目立ちます


②白髪をぼかす

地毛の色を比較的明るくしつつ白髪にも少し薄めに色を入れ染めることができるため

おしゃれ染めのような明るさを楽しめます。

【メリット】今まで明るめのおしゃれ染めをしてきて落ち着いたカラーに抵抗がある方には明るいカラーを楽しむこともでき、季節に応じたトレンド色を取り入れやすいです

【デメリット】明るめで染めているため地毛の黒髪が多いほど根元が伸びてくるほど、

いわゆるプリン状態になり目立ちやすいです


③白髪を活かす

この方法をとる場合、白髪が全体の70%以上が理想的だと考えます。もちろんそれ以下でも可能です。

淡くハイトーンな仕上がりが多く②の方法よりさらに明るく染めることができとても柔らかい仕上がりになります。

【メリット】ハイトーンに染めることで地毛の黒髪率が低い事もあり白髪が伸びてきた時も根元だけ真っ白の状態にはなりません。

また今後少しずつカラーをやめて全体を白髪にしていきたい方にもオススメなカラーです。

【デメリット】  白髪には淡く色が入るため白髪は隠れません。白髪率が低い方だと伸びてきた時にプリン状態になります。(全体がかなりハイトーンな為)


以上の様に白髪染めには様々な染め方がありますし、それぞれメリット、デメリットが存在します。

働いている方ですと環境によると思います。

白髪が生え始めてきた方から、もっと明るく染めたいのに…というお客様までなんなりとご相談ください!

ネガティブな事でも今よりもっとカラーを楽しむ事が出来ますし、素敵な色になって笑顔になるお客様を見れるのが僕たちの1番のやりがいだしとっても嬉しい。


ヘアスタイルがキマってると

1日が楽しくなるし

やる気だって出してくれる



髪の持つチカラってすごく大きい。


下の写真はフロントの白髪率60%

それ以外は約40%の状態でした。

以前から③の白髪を活かす染め方です。

今回はハイライトを入れた後に一度流してからセカンドカラーをいれました。

夏っぽくというオーダーでしたので

アッシュベースにピンクをプラスして薬剤をミックス。

根元付近は白髪も少し染めたいのでやや暗めに仕上げてあります。



別のお客様です

こちらも③の染め方です。

フロント白髪率70%

それ以外はやや少なめの30%ぐらいです。

こちらはいつもお任せでカラーをオーダーしていただいていますが

いつも暗くなるのは嫌だとおっしゃいます


今回はハイライトとあえてローライトを入れることでよりハイライトを引き立てる効果があります。

こちらのお客様も少し根元は暗めに染めて少し白髪に色を入れています。


白髪があってもこんなに素敵なミセスやシニアの方が増えると嬉しいなぁ。



※ホームカラーを繰り返し暗いかたは一度での施術では難しい場合がございます。

その際はご相談くださいね。