上級リポート【讃岐でうどんを食べて食べて食べまくりライド♪】2018.6.17

リポート：KenGo

6月のらくりん定例ライドは、イワちゃん発案による「讃岐でうどんを食べて食べて食べまくりライド♪」でした。

上級コースの参加者は、ヒロさん、イワちゃんに、今治からけいじさん、クボタドールさん、そして私の5名となりました。

クボタドールさんは、以前ゆめしま海道ライド（有志）でご一緒したことがある剛脚さんで、持ち前の必殺技「炎のアタック」（笑）にますます磨きをかけ、一層パワーアップしているという噂を松山まで轟かせている御仁です_φ(≖ω≖｡)♪

坂が大好きで、キャラ属性は「クライマー種族」とのことですが、本人の思いとは裏腹に平坦の引きに定評。巡航速度40km/h以上を無限（！）に引くことができる「平坦王」の名前で通っています（笑）

そんなクボタドールさん。けいじさんの勧めもあり、このたび晴れて「らくりん・今治組」メンバーとなりました♪

さて、今回もヒロさんとイワちゃんは安定の自走。

しかし自走の場合、300kmオーバー・ライドは確定...

前回、250kmでﾋｨﾋｨ言っていた私なので、今回は華麗に自走を回避しますwww

今治組の集合地点、西条市氷見まで車載で向かって合流することに。

当日の早朝、国道11号線を走りながら自走組の二人が走っていないか注意深く探していると...

いました！！

川内インター手前を、えんじ色のジャージに身を包んだ２台のロードバイクがかっ飛ばしています！

すぐさまグループLINEでその旨を報告すると...

正直、私も一瞬そう思えるような速度で二人は疾走していました！(◎_◎;)

さて西条の集合場所（某公園）で少し待っていると、けいじさんとクボタドールさんが仲良く１台の車で登場です。

この二人は今治の地で夜な夜なハードトレーニングをしているという、恐ろしくも愉快な師弟コンビです^^

そんな彼らとアレコレと話しながら準備をしていると、何故かにゅうさんが車でご登場〜

あれ？にゅうさん上級を走ることにしたの？

どうやら、中級の集合時間まで少し余裕があったので、上級班のお見送りにわざわざ西条に寄ってくれたようです。

四人でぎりぎりまでおしゃべりを楽しみましたが、松山自走組との集合時間が近づいたのでにゅうさんとは一旦お別れ。

私たち３人は近くのコンビニに移動し、ヒロさんとイワちゃんの到着を待ちました。

コンビニで数分待っていると、ほぼ時間通りに二人が到着！

この距離を走ってきてピッタリ時間通りとは、驚きでｺﾞｻﾞｲﾏｽヽ(ﾟДﾟ;)ﾉ

上級班が全員揃ったところで、いざ、讃岐国に向けて出発です。

道中「国道11号線クライム」などというストラバ計測区間（2.58km、3%）を、けいじさん先頭にゴリゴリ踏むイベント（？）なんぞをこなしながら、1時間30分ほどゴリゴリ〜🦍

最初の目的地である、四国中央市参川のうどんの自動販売機「大久保自販店 寒川販売所」に到着。

 四角い大きな箱に250ギルダ（円）を飲み込ませると、アラ不思議！

熱々のUdonが瞬く間に出現します〜^^

あっという間に５人分のUdonが出来上がり、全員でいただきます〜♪

（今治組のﾍｲﾀﾝｵｳ｡ﾍﾝﾀｲｼﾞｬﾅｲﾖ! クボタドールさん。ﾄｯﾃﾓｲｲﾋﾄﾃﾞｽ｡）

私たちの期待を上回る美味でした！

参川の魔法箱、侮れない！

箱には大きく「うどん・そば」と書いてましたが、どのボタンを押しても「うどん」しか出てこない、魔界生まれの箱ですので気をつけてwww

「うどん箱」の結界を脱出した愉快な一行は、国道を走行中に奇妙な一団と遭遇します。

国道の右手にたくさんのｺｽﾌﾟﾚｲﾔｰ...失礼！えんじ色のジャージを着たサイクリスト集団が...

そう、彼ら、彼女らこそ「らくりんサイクル」騎士団のメンバーヽ(*´∀’)ノ

今回はコース設定の都合で、全班が一堂に会することはないと思っていたので、この偶然にテンションが上がりました！

（今回らくりんライド初参加、外環部隊からの刺客カズキさん！蛍光イエローの魔兵器が眩しい！）

（テルさん、今日はいつもの魔兵器とは装備が違いますが、やはり勇者 TERU The RED でした^^）

少しの時間、勇者たちと歓談して集合写真。今回もやっつんさんの魔導撮像機(ﾃﾞｼﾞｶﾒ)が大活躍でしたね♪

各班それぞれのタイミングで出発し、また別れ別れに...

私たち上級班は、そこから10数キロ離れた観音寺の手打ちうどん「つるや」まで走りました。

本日２軒目のうどん屋さんです。

（最初のうどん箱をカウントすれば...）

各人、思い思いのうどんを注文し、讃岐うどんを堪能しました^^

「つるや」を後にした私たちは、本日のメインイベントの一つ、「荘内半島ぐるり一周コース」に侵入する進路をとります。

半島手前のストレートで、前方に長〜いバイクの車列を発見！

どこかのサイクリングチームかな？と思って接近すると、何と「らくりん中級班」の車列でした。

いや〜、今回の中級班は人数が多くて充実してましたね^^

壮観な光景でしたよ！

そこから荘内半島に入りアップダウンを堪能（？）したのち、半島の先端部近くの「紫雲出山」（しうでやま）方向に右折します。

そう！荘内半島最大のヒルクライムポイント、「紫雲出山ヒルクライム」開始の鐘が鳴り響きました！

「坂ﾊﾞｶ騎士団」達はそれぞれの魔兵器（バイク）に呪文を唱えて、襲いかかるように一斉に突撃！

上級班の皆さんは『坂』が視界に飛び込んでくると、まるで魔界のモンスターに遭遇したかのように闘志を燃やして駆け上がっちゃいますね^^;

しかしこのヒルクライム、騎士団長（ヒロさん）の情報によると2kmぐらいと聞いていたのですが、登れど登れど頂上に着きません...

結果、3.56kmで230mと、大島の怪物「亀老山」ほどの相手でございました^^;

どうりで、なかなか着かないはずですよね笑

頂上ではたくさんの車が駐車場にひしめきあい、地元ではちょっとした観光スポットになっているようです。

荘内半島は浦島太郎伝説が息づく場所で、浦島太郎が玉手箱を開け、出た白煙が紫色の雲になって山にたなびいたため「紫雲出山」と名付けられたといわれています。

愛媛では「荘内半島」なんてあまり耳にしない地名ですが、なかなかどうして！

眺望も美しい、素晴らしい場所でした^^

（モンスター退治を終えて、一息をつく坂ﾊﾞｶ騎士団員たちw）

山頂からの眺めを楽しんだ後、私たちは登ってきた道を下り、残り半分の半島アドベンチャーを再開させました。

西海岸はさらにアップダウンが激しくなり、なかなかエグい感じに...

途中で、先ほど追い抜いたはずの中級班を再び追い抜いて、荘内半島一周の旅は終了〜

（中級班は紫雲出山を登らないコースだったのですね）

私はというと、荘内半島のアップダウンに入ったぐらいから千切れまくりでした（汗）

前日の久万HC試走の疲労ガ〜、と言い訳www

まあこのメンバーだと、サラ脚で挑んでも結果は一緒ですが...^^;

半島付け根のコンビニで一旦休憩。

ここでも中級班と一緒になりましたが、にゅうさんがメンバーを急かして、瞬く間にいなくなっちゃいました！

どうやら次のうどん屋さんが14時で閉店するらしく、その時間にギリギリ間に合うかどうかの瀬戸際だったそうです。

みんながんばれ〜(ｏﾉ´□｀)ﾉ

慌てて出発した中級班を尻目に、時間がたっぷり余っていた私たちはコンビニのイートインコーナーでゆっくり休憩を。

体力がないくせに連チャン・ハードライドをやらかし、疲労困憊状態の私にとっては大変ありがたい時間でした〜♪

その後「将八うどん」に寄って本日３回目のうどん補給。

（すでにうどんが目的ではなくて、単なる補給になってます...^^;）

「将八うどん」を後にした一行は、今回のライドのもう一つのヒルクライムポイント、切山（きりやま）に向かいます。

疲労のピークに達していた私は、意識朦朧として詳細は覚えていませんwww

切山HCのスタート地点に行くまでの道中も、延々と上りを走ったような、走ってないような...

ここからがスタートです！とけいじさんが満面の笑みで言ってくれたような、言わなかったような...（笑）

一瞬正気を取り戻し、なんとかスタートをきるのですが、直後に自分の脚に20kgずつの鉛を差し込まれていることに気づき、愕然とするのです...w

それぐらい脚が回らなくなっていたんですね（￣□￣；）

おばちゃんの自転車にも抜かれそうな速度で、ヨロヨロと登るのが精一杯ﾃﾞｽ。

ふたたび気を失いかけたころ（嘘）、クボタドールさんとイワちゃんが頂上を少し過ぎた場所で待っていてくれました。

おお〜！やれやれ、やっと終わった〜 A´ε｀；)ﾟ･ﾟ

ﾊﾞﾁﾊﾞﾁと火花を散らしながら真剣勝負をしたと思われる、ヒロさんとけいじさんの二人にも合流。

けいじさんが開口一番、

「KenGoさん、地獄の淵から生還しましたか！ワハハハッ！」

だって（笑）

その後、こっち方面のローディーたちのtwitterでよく見る「KIRIYAMA BASE」という山中のカフェで休憩。

美味しいカフェラテと心地よい空間で、疲労回復(ﾋｰﾘﾝｸﾞ)の呪文を唱えます〜

Kiriyamaを下れば、あとは国道をひたすら爆走です。

四国中央市に入った市境いの緩い登り区間（4.91km、3%）で、再びけいじさんが先頭に出て、容赦無く後続を振い落としにかかります(|||ﾉ｀□´)!!

おそらくここが今回の走行会、いや違った（汗）、楽しいうどんツアーライドの文字通り最後の山場！

とっくに体力の限界は超えていた私ですが、体内の細胞の端々に残っていた「気力」の欠片をかき集め、何とか食らいつこうと魔導の発動を試みます...

けいじさんが先頭で次にヒロさん。三番手にイワちゃん、次に私。私の後ろにクボタドールさんという順で駆け上がっていきます。

イワちゃんの背中の大きな羽を茫洋と見つめながら、先頭のけいじさんの動向も視界に入れつつ、クランクに魔導力を送り続けます。

同じ斜度でも、「魔法使い」けいじさんは揺さぶるようにスピードを上げ下げしますから要注意です^^;

幾つかのキツいポイントをクリアして、今回は何とかなるかな〜と気が緩んだ瞬間、最後にグッと斜度が立ち上がる区間でとうとう結界が崩壊...

心がポキっと折れました_l￣l○lll ｶﾞｸｯ

肩で息をしながら左側に避け、後続のクボタドールさんに前に行くようハンドサインを出しました。

クボタドールさんは前に出るも、直前まで平坦を鬼引きしていた疲労の影響からか、私に巻き込まれる形で先頭集団から千切れてしまいました。

最後まで一切垂れずに回し切った先頭集団のｺﾞﾘﾗｰﾏﾝ騎士たちは、ストラバ区間計測で軒並み入賞をさらいます！

これだけの距離を激走してきてあのタイムを叩き出すとは、本当に恐ろしいｺﾞﾘﾗｰﾏﾝ達((((;´･ω･`)))

しかもヒロさんとイワちゃんは、松山から自走ですからね！

そこから20kmほど、ほぼノンスップでクボタドールさんが私の前を引き続け、何とか先頭集団にブリッジしようと試みたのですが、行けども行けども３人の背中は見えませんヾ(･ω･`;)ﾉ

結局ゴール地点である西条市氷見のコンビニまで、先頭集団を捕まえることはできませんでした...

協調して追いかけるほど、私に体力も走力も残っていなかったことが敗因です、ﾊｲ！

クボタドールさん、すみません(人ω<`;)

朝8時前にこのコンビニを出発して、帰ってきたのが夜の7時30分ごろ。

コンビニの前でおじさんから、

「あんたら、朝もここにおったけど、どこまで行っとったん？」って話しかけられてました。

クボタドールさんが。

人柄の良さが全身から溢れ出ているような彼は、たぶんいろんな人から話しかけられやすいのでしょうね( *´艸｀)

それにしても、おじさん、あんたもずっとここ（コンビニ）におるんかいっ！（笑）

いや〜、今日も一日大変良く遊びました！！

しばらくは、自転車乗るのはもういいかな〜と思えるほどに（爆）

ここ最近の上級班は、ヒルクライムレース本番に向かって内容が少々ハードになり過ぎている感もありますが、レース本番が終わるとまた以前のように「楽しく、ちょっぴり山登りが多い」グループライドに戻ると思います。たぶんwww

なので、中級からステップアップしたい方はぜひ一緒に上級コースを走りましょう〜（*^o^*)/

以上、讃岐国放浪旅（笑）、上級班報告でした^^

P.S. ヒロさんとイワちゃんは、それから松山と伊予市に向かって自走で帰路につきましたとさ...って、どんだけ鉄人なんですか〜ヽ(ﾟДﾟ;)ﾉ!!

（KenGo）