本格的過ぎる!稲作シミュレーションゲーム(子供向けのストーリーなのに子供にクリアさせる気がないのかと疑う程、本格的な稲作!)
最近僕が、勉強や読書の合間に、気分転換にやっているゲームがあります。
天穂のサクナヒメ、というゲームなのですが、その内容はわがまま放題で育った豊穣神の主人公が、大失敗をして天界を追放。
追放先で稲作にはげむゲームです。
まあそれだけではないのですが。
ただ、このゲーム、こだわりにこだわりきっています。
こだわり過ぎて、本当に稲作の知識が無いとまともに稲が育ちません。
ネットで稲作の方法を調べて、本格的な稲作のやり方を真似すると、ゲーム内でも本当に良いコメができる、というレベル。
(中には現実で低アミロース米を作るための農法を行うと、本当に低アミロース米ができるといったような)
ゲームパッケージの絵が、完全に子供向けの絵なので、小〜高校生辺りが絵に惹かれてこのゲームを買ったとしたら、まず確実に挫折するでしょう。
なにせ良いコメができないとストーリーが進まないんです。
そして米作りが主体なのに、ストーリーは日本神話のヤマタノオロチを題材にしているようです。
良いコメを作って、ヤマタノオロチを倒す!
訳がわかりませんね。
子供用に、コメが簡単に作れちゃう設定にもできるようにしてあげれば良かったのでは?と思えるくらいには楽しめる。
しかも、何故かアメリカで発売時、13位を獲得したらしいです。
アメリカ人、稲作で困らなかったのかなぁ、と言ったところですね。
よく、台風の日に田んぼを見に行ってくる、と言ってそのまま用水路に落ちて亡くなる方のことがニュースで流れることがありますが、今までそんな危ないことするなよ!と思っていましたが、シミュレーションとはいえここまで本格的なものをやってみると、農家さんの気持ちも少しはわかってしまいます。
大人にもオススメできるゲームですが、多分子供がストーリーを進めて、親が稲作を任される、なんてことになりそうです。
追記
僕も何とか、最高の米を作り出すことに成功しました。
気分転換は読書で済ませるしかないですね。