本と家族の記憶
今回の目的は、一万冊の蔵書のある極小住宅。
阿佐ヶ谷書庫の存在を知ったつい先日。
調べてみたら、発見した。
中に入れるチャンス。
しかも年1回あるかないか、抽選。
ほんとはトークショーが気になるけど。
きっと倍率が高いに違いない。
よし、少ないであろう朝一にかける。
当たったので、東京に行く。
最後にメイン、それにしても遊んだ。
個人の住宅なので撮影は禁止。
百聞は五感にしかず。
本の中で建築家の堀部さんが書いている。
建築の勉強をしてきたわけではない私。
理屈ではない、感覚で受け止める。
すごい。
歪な小豆色の外観から想像がつかない世界。
本から1ページだけ引用させていただきました。
実物のスケールはこんなもんじゃない。
百聞は一見にしかず。
帰りの飛行機の中で読んだ本。
見てから、本を読んだのですとんと腑に落ちます。
松原ご夫妻や、堀部さんと交わした言葉を噛み締めます。
貴重な体験でした。
興奮を抑えつつ、近くのバス停から
駅行きのバスに乗る。
土地勘がないので、どこでもいい。
駅にさえ行けば(笑)
双六でサイコロを振るみたいに
どこかの駅に向かう。
中野駅に到着。
飛行機まで、まだ時間がある。
有楽町の骨董市、気になっててうずうず。
危険だけど見たい、我慢できない。
こんなビルの間でやるのか。
すごいひとでした。
ひやかし、ひやかし、と自分に言い聞かせる。
手が届かない金額のものが多かった。
よかった、目の保養。
ディスプレイのしかた、ステキでした。
なぜ地下に降りたのか。
こればっかりはわからない。
降りちゃった、見ちゃった。
見つけちゃった。
上だけ見てればよかったのに、
レコードプレイヤーが並んでる。
次男に持っていかれたものを見つけた。
唐突に、欲しいという気持ちが湧いた
そしてその横にあるものに一目惚れ。
こ、これが欲しい。
奇しくも父の日。
留守番の夫にLINE、買っていい?
ダメって言われても買う気満々。
一応確認するという作業、しかもokと即レス。
衝動買いしてしまった。
もりもりの2泊3日の旅。
貪欲な自分を再発見しました。