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社会保険労務士・FP 中村真里子事務所

貯金ができる第一歩

2023.05.24 08:41

新卒で入社したのは某小売業(誰でも知っています(^^;)でした。

お店の総務に配属され、毎日の売り上げの集計やレジの釣銭の

用意などをしていました。


社内預金制度もありまして、

ある1年先輩の社内預金がすごいことに気づきました。

毎月4万円を積み立てていて多分300万円以上の残高がありました。


私はそこを3年で退職したのでその先輩は3年ぐらいで300万円を

貯めていたのではないでしょうか(昔のことなので記憶があやふやです)。


当時の私は社内預金はやっていませんでした。

正直、会社も早く辞めたかったのでわざわざ社内預金を申し込むのも

なんだかなあと思っていたのです。


でも今思えば「社内預金」って貯金ができやすいシステムだということが

よくわかります。

まず、給与天引き。

今月は厳しいからやめるというわけにはいきません。

それと引き出しにくいという利点もあります。

わざわざ総務に言わないと引き出せないのでめんどくさいです。


こう考えると1度申し込むと先取り貯金ができ、

引き出すのに手間がかかるということになります。

そして利率は一般の金融機関よりよい。

これが「社内預金」です。


と、いっても社内預金の制度自体が会社にないという方も多いでしょう。

そういう方はまずは先取りで貯金できる方法を考えましょう。

銀行の積み立てでよいと思います。

とにかく先取り貯金を習慣にすることが大事です。

利率が低いというのは今の時代仕方ありません。

何より貯金の習慣をつけるというのが最優先です。


その仕組みさえ作ってしまえばあとはとにかくその口座を

いじらないことです。

つまり普段はお金をそこから引き出さないということです。


もちろん、結婚や引っ越しなど必要なときに

引き出すというのは構いません。

問題は家計が苦しいからといってそこからしょっちゅうお金を

出さないということです。

これにはまずは家計の状況を確認して厳しくない金額から積み立てを

始めることです。

軌道に乗ったら徐々に金額を増やしていくとよいでしょう。


こういう仕組みを作ることが「貯金ができる」第一歩です。