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Tosora's Memo

ウオオオオ漫画が描きてえええええ

2023.05.25 15:38

という気持ちを持て余して描きだしては「何か…違うな…」を最近ずっと繰り返し続けていますごきげんよう。

そして過去の作品も「何か…違うな…」になってきていますごきげんようどうかしたの!?!!?!?!顔見ても一瞬も分かんねえの。滅相無さすぎ。


えっとね、こっからド散文になるんだけど。

自分って何が描きたいんだっけ、と思っていろんな作品を読んでは「ハーッ漫画ってサイコーッ!!!!!」てなるんだけど、じゃあいざ描こうと思うと「現存の形の漫画」じゃなくって「おれの描いた漫画」になることに首傾げている。これはまあ、いつも。

いや、それでいいのかもしれないけど、「何が描きたかったんだっけ」てなるのは良くないじゃん。結局日常の中の非日常というか、非日常の中にある、子供たちの葛藤とか、つらさ、みたいなのにフォーカスして描きがちなんだけど。だからおれの描きたいものって結局個々のロング叙情詩的なものになってって、まー本当に話を描くのが…下手ッ…!てなるんだけどさ、全部その時自分が描けるマックスで頑張ってるから、こう、なんかピンと来るものというか、いい方法みたいなのを地味~に変えていってやっているんだこれでも…

基本的にわたしの描く漫画って「情景が浮かぶ」「音(声・台詞)が聞こえる」で、それを書き起こし…描き下ろし…?ているんだけど、【こういう話にします】でとんとん拍子に出来てって、その結果主人公・登場人物がぶつくさごもごも喋っていて、その生きている世界はこんなもんですわ。の説明になる。なってるはず…


初期衝動の話をするね。

「人間が描きたい」「世界を描きたい」というのは割と初期から思っていて、まあまあおれのドチャクソ小さな頃を振り返ってみると、児童文学のファンタジーに圧倒されてワクワクしているところが多分初期創作意欲だったんじゃないかなと思うんだけど、「こういう本を書きたい」じゃなく、(つまり文章・児童文学ではなく)「漫画描きたい」になったのすごい面白くないですか?母には教えていないのに幼稚園から絵を描いていたと言われた(ただ、ちいこき頃に、母が描いてくれたドラえもんだのお人形の絵だのを好きだと思ったのは覚えているので、『絵を描きたい』と思ったのはここからなのかもしれない、と思っている)

そう、それで、(児童文学に圧倒されたので)ファンタジーがずっとそこから好きなんですよ。でもファンタジーって本当に世界観の説明が一生難しくて、一番楽なのは「初めてその世界に降り立った」視点で描くことなんだけど、それすると異世界転生になるし、別に転生させたいわけじゃないし、てなると「その世界がどういう世界かイマイチ分からないけどなんか学生っぽい」という、現実世界との共通点がある方がかきやすいんですわと思っていて、もちろんヘキもあるんだけどおれのその、創作って、学生が多いじゃないですか…(そもそも、セーラー服やブレザーが好きなんですが)学生、青春時代に抱える大きな悩みって世間、社会から見たらすごいちっぽけだけど、当人にしたらものすごく、人生がつらく思えるほどしんどいくて、そのしんどいが誰とも共有できない時に、私は別世界に没頭するというかたちで救われたので、そういう頃の、小さな世界に囚われたじぶんが、「ああ、そういう風に思っていたこともあるかもしれない」と思って、それを見つめられるようになれれば、その、見なかったようにしていた自分がにっこり笑って、今のしんどいなに対しても向き合えるようになれるんじゃないか、そんな…祈りがあって 待ってそうか、私の原動力って祈りだったんだ そうか…

ええ、基本的に自分のことって自分で分からないので人と喋ってると出てくるんですけど、今は文字から出てきましたね。なんていうこと。うん、また漫画描けるような気がしてきた。


読んでくれたあなた、ありがとう。こういう散文から自分の本音、心底の願いみたいなのが出てきやすいから、おれはこういう文章をよく書きがちなんだけど、読みづらいだろうと思うので…ああ、心がぽかぽかしてきた。いい傾向です。忘れていたことを思い出して、それをまた作品に込められるという喜びがね、あります。ありがとう。