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ヒラメキのタネ

しらいマルシェレポートpart1★3色からひろがる色の世界

2018.06.20 03:40

6/10開催のしらいマルシェで行った、『いろがさね風鈴をつくろう』ワークショップのレポートです。

3色から自分だけの色や模様に。

素敵な風鈴がたくさんできましたよ!

今回はターナー色彩さんのガラスペイントを使用し、10色のうちから3色を選んで彩色しました。

あえて色数を限定することで見えてくる色の特徴を探ります。さてさて、何色にしようかな?

少しとろっとした液体の塗料で、乾くと艶があってぷっくり。

スポンジや筆、綿棒で色づけていきますよー。

色の混ざり具合に納得がいかない時は、何度も拭いては塗り直し…と皆さんそれぞれ工夫をしていました。

まんべんなく塗りたい時はスポンジ、

てんてんと模様をつけたい時は綿棒、

線を描いたり、跡を残したい時は筆…

使う道具によってもまた違った雰囲気になります。


今回のワークショップは、単に風鈴の絵付けをするものではなく、3つの色を使った配色を考えることを目的としています。

国や文化によって同じ色でも呼び方が違い、感じ方はさまざま。

そんな話をはじめにさらっとし、自分が選んだ色からどんな印象を感じるかをワークシートに書いてもらいました。

スイスイたくさん書いてくれた人も、頑張って一つ書いてくれた人も。

なかなか言葉が出なくてもいいんです!

お友達の発想から影響を受けたり、色とイメージについて、少しでも自分なりに考えてみることが大事な時間。


氷砂糖の色を選んでくれた人は、ひんやり、冷たい、涼しいなど色名からも感じられる言葉を書いてくれました。

他の色では、かわいい、おいしそうなどもありました。同じ色を選んでいても、組み合わせによっても、感じ方は人それぞれです。


最後に紐を通して完成です。ウッドビーズの色も風鈴の色に合わせて選んでくれました!

お姉ちゃんはたくさんある色の中で「墨色」を効果的に組み合わせて。

墨色や曇り(すりガラスのような白)といった無彩色(鮮やかさがない色)を一色入れると引き締まった印象になりますね。


妹さんは紫陽花を何度も納得がいくまで書いてくれて、風鈴の中に小さなお話があるような作品になりました。


そして、小さなお子さんも!

お母さんと一緒に、色をのせてとんとん。

フィンガーペイントの時は思う存分絵の具ができたのですが、今回は手につくと取れにくい塗料なので、色遊びが物足りなかった様子!

でもでも、3色が混ざったところもあって、こんな素敵な作品になりました。

お子さんにお似合いのとても可愛らしい風鈴になりましたねー!


風鈴内側の曲面に描くのは、紙に描くより相当難しいのですが、皆さんのオリジナリティがいっぱい詰まった作品ができました。

何層にも重なった色の世界

南国をイメージした風鈴

曇り色でちょこんといろいろな動物や足跡が散りばめられた作品…

大人の方も楽しんでいただけてよかったです。

小さな人になって、風鈴の中に入ってみたいなぁと思ってしまいました。


わぁ、2つ並べてもきれい!

風を感じたり、色を眺めたり、きのかみの香りを楽しんだり…

夏が終わるまで少しでも涼しい気分が味わえますように。

色を感じながらの作品づくり。

夏休みの宿題にもよさそうですね、