ビジューのBe Well bundles15日目と16日目
昨日バタバタしてて描けなくて。今日描きました。
15日目の言葉はDiscover「発見」
対面のクラスで10人生徒さんがいらしたら、同じリードで描いていただいて10通りの別の作品が出来上がります。みんな、同じように描いているつもりでも、少しづつ違います。
線の表情。例えば「丸を描いて」と言われた時の丸の大きさ。カーブの曲がり具合。鉛筆の濃さ。などなど。手の癖や、「自分にとっての心地よい感じ」が人それぞれなので、出来上がる作品には様々な変化が生まれます。
「時間をかけて絵を描いていくと、自分の中のアーティストを見つけることができるし、自分のことがよくわかります。そしてもっとたくさん美しいものをシェアできます。」とビジューが言ってます。
15日目のタングルはムーカ
16日目の言葉はTrust「信頼」
ゼンタングルではよく「描いていく過程を信じて描いてくださいね」って言います。「過程を信じる」ってどういうこと?かというと、、、
描いている最中に「これはこの先どうなるんだろう」と心配しなくて大丈夫。結果を気にしなくて大丈夫、ってことです。
実際、小さな紙の上では「間違った!」や「失敗した!」という時も、なんとかする方法がいくらでもあって、心配しなくても大丈夫。
これを繰り返していくと、だんだん、実生活でも「大丈夫!」って思えることが増えてくるように思います。
プロセスに集中して、自分を信じることができると不要な「心配しすぎ」が減っていきます。これは楽です。
私の話ですが、がん治療を始めた時、当然ですが「これからどうなるんだろう?」という不安が大きくて、患者の相談センターで相談員さんにそのまま尋ねました。
答えは「どんな治療方法を選択しても、その先にどうなるか?は、可能性がありすぎてとても説明できない。何がどんなふうに起きるのかは、誰にもわからないです。」という感じでした。「これをしたらどうなるんだろう?と先を心配するよりも、今やっていることがうまく運ぶように今に集中して治療を進める方が良い」というお返事。
そういうものか、、、なんか頼りないなあ、、と思いながら治療に入りましたが、8回の入院中に出会ったたくさんの患者さんを見ていて、この相談員さんの言葉が本当だったなあ。ってわかりました。
治療が一旦終わって、ゼンタングルに出会った時、プライマーを読んで「同じことを言ってるな!」ってびっくりしました。
今やってることに集中して、次は次のことに集中して、、、すると勝手に出来上がっていく。
繰り返す間に「その時が来たら自分にはどうずれば良いかわかる。」って自信みたいなものができてきます。
ビジューの言葉から離れてしまいましたが、、、
ちっちゃなカタツムリが「Trust!」って声で私たちに思い出させてくれるのは
疑い深い自分の心が「でも」「もし」って話しかけてきたら
「で、全部うまくいったら どうなるの?」って聞いてみる ってことです。きっとうまくいきます。
マリアさんの魔法の手!今日のタングルはラベルです。