素因数分解と、公約数・公倍数。
2018.06.20 15:39
中3の生徒のうち、城南中は明日でラスト。
美術と数学が残されていますが、
「美術はもう学校で指示されてやるべきことは覚えました。」
ということで、今日は数学をメインに学習しました。
計算ミスが起こりがちな問題を選定して解き、
あとは説明系の問題ばかりを応用問題まで解かせますが、
全部解けてしまい、「やることがない・・・」と
そんな状況になってしまいました。^^;
あまりにも退屈そうなので、問題集の最もハードな
応用問題に余った時間を使っていきます。
それが、公約数・公倍数の問題でした。
28と42の最大公約数と最小公倍数について、
28=2^2×7
42=2×3×7
より、最大公約数は2×7、最小公倍数は2^2×3×7
というような学習内容を行いました。
これもさっさと捌けてしまったので、
「(A,B)の最大公約数が8、最小公倍数が96の時、
(A,B)の組み合わせとして考えられるものを挙げよ。
ただし、A<Bとする。」
みたいな高校内容の問題まで行いました。
「はぁ〜・・・これは面白いですね。
文字式化されるとそんな風にこの問題は化けるんですね。」
数学で遊ぶのはほとんど趣味的なものなので、
今日は他にも今の領域でできる色々な応用問題を
見せて解いてもらいながら、思考を深めていきました。
当然、すべてテストには出ませんが、
テスト出題内容の領域に関する理解は確かに深まり、
高校への接続までを見ながら必要な指導を行ってゆきました。
明日も間違いなく9割台で突破してくるでしょう。
数学的な定義事項が苦手で、それだけ不安があるということで
9割台と見積もっていますが、能力的には満点を取れる次元まで
きちんと育っています。
テストは時間が余ります。全問しっかり解き直し、
満点狙いで最終日を突破したいものです。