ZIPANG-2 TOKIO 2020「キトラ古墳壁画の公開(第8回)& 国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開(第22回)について」のご案内
文化庁創立 50 周年を迎えて
【文化庁長官談話】
本年6 月 15 日をもって,文化庁は創立 50 周年を迎えました。
昭和 43 年,当時の文部省文化局と文化財保護委員会を合わせて設立されたのが文化庁です.。この半世紀の間,目まぐるしく変わる社会情勢のもと,文化庁としても様々な課題に直面してまいりましたが,それらを一つ一つ乗り越え,この節目の年を迎えられましたのも,ひとえにこれまで各方面からいただいた御指導・御支援の賜物です。心から御礼申し上げる次第です。
文化は,人間の創造的営みによって形作られていくものです。演劇や舞踊,音楽,美術といったものもあれば,茶の湯や生け花,和食といった日々の生活の中で育まれてきたもの,国内外から高い評価を受けている日本のアニメやマンガ,ゲームなど近年急速な発展を遂げたものもあります。
さらに,日本全国を見渡してみれば,各地で土地固有の祭りや年中行事,また,風土や時代を反映した建物や美術品等が,長い時間の中で修復等を繰り返しながら伝承されてきております。
我が国がこのように多様で豊かな文化を有するのは,先人たちの自国文化に対する誇りとそれを継承しようとする並々ならぬ努力があったからであり,そして今も各分野で精進されている方々の存在があるからにほかなりません。現代に生きる私たちは,こうして創造されてきた文化を確実に受けぎ,未来へと繋いでいく義務があり,そのために力を合わせていく必要があります。
文化庁は,これまでの 50 年を踏まえ,これからの 50 年も我が国の文化行政の中核としての役割を果たしてまいります。本日からの新たな一歩を国民の皆様とともに踏み出したいと考えております。
本年 10 月 1 日には,遅くとも 2021年度中に予定されている京都への全面的な移転を見据え,庁全体の機能強化を図り,新たな組織体制を整えた「新・文化庁」がスタートします。また組織改編前日の 9 月 30 日には,文化庁創立 50 周年を記念する式典を国立京都国際会館で開催いたします。
更にパワーアップする文化庁に御期待いただくとともに,今後とも引き続き文化行政への御支援・御協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成 30 年 6 月 15 日
文化庁長官 宮田亮平
キトラ古墳壁画の公開(第8回)について
キトラ古墳壁画保存管理施設(キトラ古墳壁画体験館「四神の館」内)でキトラ古墳壁画の公開をします(事前申込制)。
概要は次のとおりです。
1.期間
平成30年7月21日(土)~8月19日(日)9:30~16:30
※閉室日:8月1日(水)・8月15日(水)
2.場所
キトラ古墳壁画体験館「四神の館」内キトラ古墳壁画保存管理施設
(奈良県明日香村・国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区内)
3.公開する壁画
南壁(朱雀)
4.主催
文化庁,独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
5.費用
無料
6.応募受付
「キトラ古墳壁画の公開(第8回)」事務局
TEL:06-6281-3060
ホームページ:http://www.kitora-kofun.com(別ウィンドウで開きます)
・事前にインターネット又は往復はがきによる応募が必要です.
・応募者多数の場合,抽選にて当選・落選を決定します。
第一次応募期間
インターネットの場合:平成30年6月19日(火)10:00~6月24日(日)23:59
往復はがきの場合:平成30年6月19日(火)~6月24日(日)※当日消印有効
■交通アクセス
電 車 壺阪山駅から徒歩15分、飛鳥駅から徒歩30分
バス 飛鳥駅から乗車(キトラ行)
車 駐車場(無料) 9時30分~17時
国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開(第22回)について
国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設において,壁画・石室石材の修理作業を行っている「修理作業室」の第22回の公開を実施しました。概要は次のとおりです。
1.期間
平成30年7月21日(土)~7月27日(金)[7日間]
2.場所
国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設(国営飛鳥歴史公園内)
3.主催
文化庁,独立行政法人国立文化財機構(奈良文化財研究所,東京文化財研究所), 国土交通省近畿地方整備局国営飛鳥歴史公園事務所,奈良県,奈良県教育委員会,明日香村
4.内容
修理作業室の公開(見学用通路からの窓ガラス越し)
5.応募受付
「国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開(第22回)」事務局ホームページ
http://www.takamatsuzuka-kofun.com
・事前にインターネット又は往復はがきによる応募が必要です。
・応募者多数の場合,抽選にて当選・落選を決定します。
第一次応募期間
インターネットの場合:平成30年6月19日(火)10:00~6月24日(日)23:59
往復はがきの場合:平成30年6月19日(火)~6月24日(日)※当日消印有効
■交通アクセス
・徒歩で御来場の方 近鉄『飛鳥駅』から徒歩約10分
・明日香周遊バス(赤かめ)を御利用の方
かめバス『飛鳥駅』から乗車(約2分)、『高松塚』で下車
かめバス『橿原神宮駅東口』から乗車(約40分)、『高松塚』で下車
(平日は約60分間隔で『橿原神宮駅東口』と『飛鳥駅』の双方向から運行しています。)
国営飛鳥歴史公園とは
飛鳥の豊かな自然と文化的遺産の保護、活用を図る一環として、国土交通省によって整備されたのが国営飛鳥歴史公園です。
国営飛鳥歴史公園の特長は、公園といってもフェンスなどで仕切られている訳ではなく、「高松塚周辺地区」、「石舞台地区」、「甘樫丘地区」、「祝戸地区」、「キトラ古墳周辺地区」の5地区総面積約60haからなり、それぞれの特色を生かした公園づくりが行われています。
一人でも多くの方に飛鳥を訪れていただき、その豊かな自然と深い歴史を感じ取って欲しいと願っております。
協力(順不同・敬称略)
文化庁 〒100-8959東京都千代田区霞が関3丁目2番2号電話番号(代表)03(5253)4111
国土交通省 近畿地方整備局 国営飛鳥歴史公園事務所
〒634-0144 奈良県高市郡明日香村大字平田538
TEL:0744-54-2662(代)
鎹八咫烏 記
伊勢「斉宮」の明和町観光大使
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