ちいさなヘアドネーション
Hair&spa TRICO【ヘアーアンドスパトリコ】の公文です。
皆さん、ヘアドネーションってご存知ですか?
ヘアドネーション(英: Hair Donation)とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動。
この前、娘が3年間ぐらい伸ばした髪をバッサリ切りました。
去年の秋頃から『プリパラ』ってアニメが大好きになって、出てくるキャラクターの女の子たちが髪が長いから、本人も切りたくないって言ってたけど学校でプールが始まるので、その為に。
保育園と違って、学校では髪の毛結び直してくれたりとかしてもらえないので、こんぐらいあったのを自分でも結んだりしやすいようにバッサリ!
切る前から
「切った髪、置いちょく〜!」
と言う娘。
置いといても仕方ないので、妻から娘にヘアードネーションの説明。
「世の中にはね、病気で髪の毛が全部抜けてなくなってしまった子もおるがね?今回切る髪の毛、全部じゃなくてチョットだけ置いちょいて、他のはあげたらダメ?それでカツラっていう帽子みたいにかぶれる髪の毛が作れるがよ。どう?」
娘は
「いいよ〜!あげちゃる〜♪」
と快諾。
いざ切る準備!
バラバラにならないようにゴムで結び、結んだゴムの少し上で切るので、25cmぐらい切ります。
娘の髪を切るのは今回で3回目ですが、毎回僕が切ってます。
しかし、多い…。
普通に大人ぐらいの量があります。
今まで切って来た子供の中で1、2を争う多さ…。
切り進めて、段は入れずに量を減らして、仕上がり!
めっちゃ短くなりました!
自分で結ぶのにも調度良さそうな長さ。
結べる長さを残しとかないと、卒園前に大好きな男の子からもらったお気に入りの可愛いゴムが使えなくなっちゃいますからね♪
よくお客様から
「結びたかったら段の入った髪と入ってない髪、どっちがいいですか?」
って聞かれるんですけど、まぁ段の入り具合にもよりますが、団を入れるということは表面にいくにつれて短くなるように切るわけなので、結ぶ時にその短い毛がパラパラと落ちてきやすくなります。
お子様の髪だと、結ぶだけじゃなくて、三つ編みにしてあげたりする事なんかもあると思います。
そんな時に段が入ってると、編みづらくなります。
ちなみにあんまり梳きすぎても編みづらくなっちゃいます。
なので僕は、結びたい方には段は入れない方がいいですよってアドバイスさせてもらってます。
今回切った髪の毛。
うち1束だけ持って帰って、残りを送ります。
切ってから1週間ぐらい経つけど、切り落とした髪の毛の事に触れない娘。
ホントにいるのかな?笑
全部送っても良さそうな気も…笑
バッサリ切りたい方、ヘアドネーションしてみませんか?