オフショア投資は個人事業主やフリーランスの老後対策になるのかFPが解説
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
資産運用をほとんどの人がやっているから、つみたてNISAでもしようかなという方も居るでしょう。
確かにつみたてNISAも良い手段であることは変わりないでしょう。
ただつみたてNISAだとS&P500INDEXやNASDAQ100INDEXへの投資は出来ますが、外貨で投資は出来ないといった欠点がございます。
この点を考えると外貨で投資できないとなるとどう考えますか?
そこで外貨でも投資できる1つとしてオフショア投資について説明していきます。
オフショア投資は何??
オフショア投資は、海外積立投資やオフショア生命保険そしてオフショア資産管理口座やオフショア銀行口座が代表的です。
オフショアとは何かといいますと、タックスヘイブン(租税回避地)と呼ばれる国々やその国の島の金融機関に投資することを言います。
どのようなものがあるのか?詐欺とその歴史
オフショア投資はどのような金融機関や保険会社があるかと言いますと代表例として、海外積立投資であればインベスターズトラスト(ケイマン諸島)、RL360°(通称ロイヤルロンドン:マン島)、ドミニオン(ガンジー島)などで、オフショア生命保険の代表例はFTLIFE(香港)とSUNLIFE(本社はカナダと金融商品の投資は香港)などといった金融機関や保険会社が代表的です。
このような保険や積立商品は日本ではあまり聞かない会社でなじみは薄いですし、ポンジスキームといった詐欺なのかの不安も確かにあるでしょう。
確かに、ポンジスキームといった詐欺なのかは中にはそのような会社も一部ございますが、大体そのような企業や個人は1年の僅か本当に配当を支払って、お客様が追加で預けるもしくは預けないタイミングでお金を持ち逃げしています。
挙げている会社に関しては一番短いドミニオンに関してもグループも2004年からなので19年も歴史がございますし、もっと長いとなればRL360°であれば1861年と歴史も長いです。SUNLIFEも実際に100年以上はあると言われています。
歴史に関しては確かに長いので私はお薦めしています。
更に格付けに関しては次に説明していきます。
オフショア投資を展開している金融機関の格付け
格付けに関しても代表的な格付け機関もS&PやMoodysなどの格付けがございます。
RL360°に関しては、S&PではAA-、MoodysではAA1の格付けがあり、SUNLIFEはS&PはAA-、MoodysはAA3そしてインベスターズトラストはAMBESTの格付けでA-と高格付けになります。
このような格付けは、日本企業より高格付けと言っても良いと思います。
格付けとは関係はないですがFTLIFEに関しては香港系財閥企業なので、日本で言うと香港版三菱と言っても過言ではないです。
ここまで歴史や格付けについて触れましたが、ここからオフショア投資は個人事業主やフリーランスにとって良いものなのかに移ります。
オフショア投資は個人事業主やフリーランスにとって良いものなのか??
個人事業主やフリーランスは私みたいに1本でやっている人やサラリーマンなどで企業に属しながら、少しお金を作ろうと行っている人も居るでしょう。
サラリーマンで属しながら個人事業主やフリーランスをしているのであれば確かに収入の基盤もあるので確かにフリーランスで儲けたお金の半分と会社で得た給料の半分を投資すると老後資金も大きくなるでしょう。
それに対して私みたいに個人事業主やフリーランスで行っている人に対しては、収入から支出の余剰資金で投資をするという考えに関しては変わりませんが、サラリーマンなどの会社勤めと併用して収入の基盤がないことや年金も過去勤務していた以外であれば国民年金だけなので不安定な部分は確かにあるでしょう。
老後資金の対策としては有利であることには変わりません。
ただ20年と長期で積立や預入するとなると出来るのかと思う人も大半ですし、普通に考えると難しいのではと思う人も居るでしょう。
まずこのような方の場合は、積立や預入金額は高くなりますが、最低2年もしくは5年のプランもあるのでそこから始めるのも1つでしょう。
3年もしくは6年以降は積立や預入をせずに増やしていくことも可能です。
まずは少しでもできるように考えるのも一つの得策でしょう。
今回は投資戦略について説明をお休みして、新たに特集とさせていただきました。
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